ご活用事例 バナナの神様株式会社 MK本部 運営事業本部 統括本部長 杉野 広和 様
まず、「バナナの神様株式会社」をご紹介ください
当社のグループ会社で国内栽培可能なバナナの苗を培養・販売しており、鹿児島県にてその苗を使ったバナナ農園の経営も行っています。ここで栽培したバナナの最大の特徴は農薬不使用で栽培しているからこそ、皮まで食べることができ、ミネラル、アミノ酸や食物繊維を多く摂取することができ、かつ糖度はメロンほどの甘さがあるという、とてもおいしく栄養価の高いバナナになっています。当社はこの国内で栽培したおいしいバナナを多くの方により知っていただくため、バナナスムージー専門店「バナナの神様」の直営店経営、キッチンカーでの出店とFC展開を行っています。

「アーモンド効果for Barista and Chef」を使用したきっかけ
栄養価の高い国産バナナを使用し、健康志向のイメージの強いスムージーをお客様に提供していく中で、同様に健康志向のイメージを持つアーモンドミルクには親和性を感じていましたので、「バナナの神様」展開当初よりカスタマイズのメニューとしてラインアップしていました。
「アーモンド効果」は展示会で江崎グリコさんより直接ご紹介を受け、後日いただいたサンプルでスムージーを作ったところ、従来使用していたアーモンドミルクではできなかったバナナの味・香りとアーモンドの味・香りがともに楽しめる、とてもおいしいスムージーができました。これならお客様にもっと喜んでもらえると思い、「アーモンド効果」の使用に切り替えました。そして切り替えを契機に、カスタマイズのメニューから「アーモンドミルクバナナスムージー」という独立したメニューとしてお客様へご提供することにしました。

お客様の反応など
カスタマイズのメニューから独立したメニューとしてお客様に提供するようにしましたのでご注文は当然ながら増え、直近では全体の7%~10%の構成比を占めています。ご注文いただくお客様層は20代~30代の女性が多いです。
直接のメニューの話から外れますが、バナナの木は1度の栽培でたった1回しか実を収穫することができません。1度実を付けて収穫した木は伐採しなければならなく、親株の根元に生える子株で世代交代します。子株を育て~成長して実を付ける、というのを7世代繰り返すんですね。わたしたちは伐採した木の廃棄を減らすためにバナナペーパーやバナナクロス(Tシャツやソックス)に再利用していくという取り組みを行っています。お店はSDGsを子供のころから教えられている「Z世代」をメインのお客様としていますから、そのような取り組みを評価いただくことがお店を選択していただく時の強みになればいいなと思っています。その点でアーモンドミルクをはじめとするプラントベースミルクも動物由来のミルクと比較すると環境負荷を抑えるサスティナブルな素材であるため、引き続き活用していく必要があると考えています。

ご利用いただいてのご感想
ご注文も増え、お客様に評価いただけていることは実感できていますので、切り替えたことには満足しています。現在、バナナをペーストにしたものを使ってOEM生産でドーナツやプリンなどの開発を進めているのですが、これらにもアーモンド効果の利用するのはおもしろいのでは、とも思っています。
