当社は2009年に設立、2010年4月に開業しました住友生命グループの生命保険会社です。健康経営取り組みのきっかけの一つは2020年5月に実施したリモートワークに関する社員向けアンケートの結果で、長時間身体を動かすことなくPCと向き合うことで、首痛や肩こり、腰痛、疲れ目を感じる社員が一定数いることが分かりました。社員の健康増進に取り組むことは、そこから当社に関わる全ての方々のウェルビーイングの実現、ひいては社会貢献へと拡がっていく大切な要素だと考え、2020年下期より健康経営を取り組み始め2021年度より実行しています。
施策の実行にあたっては、社員ひとりひとりの始める勇気、取り組む本気、続ける根気、これらをいかにサポートできるかという点を意識することと、参加すると何か楽しいことがありそうな雰囲気（「わいわい」的なもの）を醸成することに心掛けています。イベントが「何か楽しそう」という機運が社内で高まれば、多くの社員を巻き込むことができ、その結果、より多くの社員の参加が実現するためです。

参加率は本格的に参加促進を始めた2021年秋（11月）の70%弱から、2022年春に80%超、2022年秋には90%超、直近の2023年春には95%近く、と順調に高めることができています。
健康ギフトセットは社員からも好評で、参加率の向上に役立っていると感じています。直近ではもはや社員に定着した感もあります。
最も嬉しいのは、これらの取り組みを契機として歩くことが習慣になった社員や、階段をより使うようになった社員が増えたということ、言い換えれば健康を意識し行動する社員が増えてきているということです。そこで、月に2回「健康ステップチャレンジデー」という日を設け階段の利用を促進するキャンペーンを、「みんなで歩活」とは別で行っています。そこでは余った健康ギフトセットの封入品をばらして単品にしたものを、階段を使っている社員を見つけてサプライズプレゼントをしています。不定期＆事前予告なし、写真のように見つけて突撃するという楽しいイベントで、こちらでもグリコのお菓子を役立てています。
ウォーキングキャンペーンの取り組みをはじめ様々な取り組みにより2022年に健康経営優良法人（大規模法人部門）に初認定、2023年は上位の「ホワイト500」に認定いただいています。今後も引き続き健康経営取り組みを進化させていこうと考えています。

「グリコ健康ギフトセット」の定期的なご活用ありがとうございます。お話をお聞きしていながらも「楽しく」取り組んでおられる雰囲気をとても感じることができました。またセット入数の余剰分の活用方法についても、たいへん参考になります。引き続きのご活用宜しくお願いいたします（江崎グリコ株式会社事業開発ユニット首都圏グループ　瀬戸英俊）