近畿地区には12の日本赤十字社の医療機関があります。例年、各病院の職員の交流を図ることを主な目的として、秋に球技大会を行っています。野球、卓球、ソフトボール、バレーボール、ソフトテニス、硬式テニス、フットサルの７競技、参加者は医師、看護師、コメディカルから事務職員まで全職種に及び、参加者とスタッフ、審判まで含めると1,000人超という大々的な催しです。
第61回となる本年は新型コロナウィルス感染症の影響をうけ、4年ぶりかつ前夜祭等を省略した1日での実施となりました。大会の主催は各医療機関が持ち回りで行っており、今回は当院（大阪赤十字病院）主催となりました。参加される皆さんに喜んでいただける有意義な大会となるよう、会場手配からはじまり参加賞の選定・調達に至るまで一切を取り仕切りました。

参加賞はこれまで、ＵＳＢメモリ、タオル、タンブラー等が多く、実用的で形に残るもの、かつ運営の面からはかさばらないものをどうしても選定しがちです。しかしそうなると、何となく捨てにくいこともあり、参加を重ねると自宅に増えていくんですね。ここに課題を感じていました。
そこで今回、参加される皆さんに喜んでもらえるのなら形に残らないものでもいいのでは、という考えから、どなたにでも喜んでもらえるという点でお菓子=グリコさんの菓子詰合せを利用してみようということになりました。グリコさんは大阪の企業なので、当院主催の今大会では、“大阪ならでは感”も醸せるのでは？というのも選定のポイントのひとつでした。
詰合せの化粧函からオリジナルで作りこみたかったのですが、スケジュールに間に合わなかったため（こちらは残念でしたが）片正面にシールを貼付し、参加賞として参加された皆さんにお渡ししました。
ただ、参加賞は（遠方からの来場で帰り時間との兼ね合いで参加できない一部の方を除いて）閉会式後に施設毎にお渡しすることにしていました。今年の残暑は特に厳しく、日中温度が上がらないスペースに1,000個足らずの菓子詰合せを保管するのには気を配りました。

球技大会後の各病院の担当者間でのやりとりの中で、参加された皆さんにすごく喜んでいただけたというお褒めのことばをたくさんいただきました。ボリューム感とお持ち帰りになられた方々がご家庭でシェアできる点がポイントだったと思っています。そうなると当日の保管の苦労は吹っ飛びます。
あらためて今回は利用してよかったと感じています。

今回の近畿地区赤十字病院球技大会での当社「セレクション・ザ・グリコ＜Ｓ＞」のご活用まことにありがとうございました。お話をお伺いし、有意義な大会となったことに当社商品が少しは貢献できたと思うと、当社としても大変嬉しいです。（江崎グリコ株式会社市場開発企画グループ　下浜一弘）