豆知識コーナー
カレーを美味しくする方法を教えてください。
カレーをおいしく調理する工夫として以下ご案内いたします。
いずれの方法も“かくし味”ですので、入れ過ぎに注意してください。
バランスをとって使えば“我が家だけの特製カレー”が出来上がります。
ご自分のお好みにあった方法をお探しください。
1.コクを付けたい場合(一味もの足りないときに)
(1) 玉葱をあめ色になるまで炒めます。
(2) トマト(ホール、ジュース、ケチャップ等)を加えます。
(3) 乳製品(バター、生クリーム、チーズ等)を加えます。
(4) 肉を炒めるときに、にんにくを加えます。
(5) その他、固形ブイヨン、ウスターソース、醤油、にんにく・しょうがのすりおろしたもの、インスタントコーヒー、チョコレート、ワイン等を入れられる場合があります。
2.甘味を付けたい場合
りんご、バナナのすりおろし、蜂蜜、ジャム、チャツネなどを加えます。
3.マイルドにしたい場合(辛さやスパイス感を弱めたいとき)
乳製品(牛乳、生クリーム、チーズ等)を加えます。
4.辛くしたい場合(もっと辛いカレーを食べたいとき)
唐辛子、胡椒等を加えます。
5.酸味を付けたい場合(切れのある辛さ、すっきりした味に)
トマト、リンゴ、レモン、タマリンド、ヨーグルトなどを加えます。
6.香りをアップしたい場合(もっとスパイシーなカレーが食べたいとき)
スパイスを加えます。
(1) クミン・コリアンダー(カレーらしい華やかな香り)
(2) カルダモン(シャープな香り、高級感)
(3) クローブ(深み、重厚感)
(4) カレー粉、ガラムマサラ(複雑な香り)
※素材を加える際の注意点 蜂蜜や野菜・果物のペースト等を加える場合は、カレールウを加える前に入れて、十分加熱してからルウを加えるようにしてください。これらの素材にはでん粉を分解する酵素が含まれていることがありますので、加熱が不十分だとカレーのとろみがなくなる場合があります。