実はクリスマスよりも大事!?「イースター」の意味と楽しみ方!
クリスマスにハロウィン、バレンタイン。日本でも、海外生まれのイベントが毎年当たり前のように開催されています。特に、つい数年前まではそこまでにぎわっていなかった「ハロウィン」が、最近では仮装パーティで盛り上がったりと、一大人気イベントになっていますよね。でも実は、海外のキリスト教圏ではハロウィンよりも、クリスマスよりも、大事にしているイベントがあるんです…。それが「イースター」!でもイースターって、日本ではまだあまり馴染みのないイベント。言葉は聞いたことがあっても、詳しくは知らない人が多いと思います。そこで今回は、イースターの意味と楽しみ方をご紹介!新しいイベントをみんなで楽しみましょう!
クリスマスよりも大事なイースター!?
日本では、まだあまり広まっていないイースターですが、キリスト教圏の国ではキリストの誕生日を祝うクリスマスよりも大事なイベント。そもそもイースターとは、十字架にかけられて亡くなったキリストが、その3日目に復活したことを祝う「復活祭」なんです。宗教的にもとても意味のある日で、イースターを祝って、学校が数週間休みになる国もあるそうですよ。ちなみにイースターという名前の由来は、ゲルマン神話の春の女神「Estore」からきているという説があります。
イースターっていつ?
ハロウィンは毎年10月31日、クリスマスは12月25日と決まっていますが、イースターは日にちが定まっていません!決められているのは、「春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日」ということ。ずばり今年のイースターの日にちは…
2024年のイースターは3月31日!
キリスト教のなかでも、西方教会と東方教会とでは日にちが異なりますが、西方教会が3月31日、東方教会は5月5日が2024年のイースター。「春のお祭り」として、海外では盛大にお祝いされます。
お店でよく見る「タマゴ」と「うさぎ」の意味
日本でも、春になるとお店で可愛らしい卵型の飾りや、うさぎの置き物を見かけたことはありませんか?
クリスマスツリーがクリスマスのシンボル、かぼちゃがハロウィンのシンボルであるように、イースターにもシンボルがあります。それが、「イースターエッグ」と「イースターバニー」!お店で見る卵やうさぎは、イースターグッズだったんですね。
イースターエッグとは、最近ではプラスチックやチョコレートでつくられたものが多いですが、卵そのものを指します。卵は生命のはじまりの象徴であり、殻のなかにいる時間を経て、殻を割って生まれてくる様子が、キリストの復活を表していることからシンボルとなっています。
続いてイースターバニーは、うさぎが多産であることから、豊穣や繁栄のシンボルとされていることがもとになっているそうです。
ちなみに、モアイ像で知られるイースター島。
1722年、オランダ海軍がこの島を発見した日がイースターだったため、「イースター島」という名をつけたそうですよ。島の名前になってしまうほど、昔から特別な祝祭だったんですね。
イースターの楽しみ方6選!
ではここからは、海外で人気のイースターの楽しみ方をご紹介!この春、みんなで楽しめる遊びが盛りだくさんです!
その1:イースターエッグペイント
イースターには欠かせない、イースターエッグ。卵に絵を描いたり色を塗ったりして、オリジナルのイースターエッグをつくりましょう!海外では出来たイースターエッグを家族や友だちと見せ合ったりと、ホームパーティーのひとつとして楽しんでいるんだとか。
その2:イースターデコレーション
海外では、バレンタインが終わるとイースターの飾り付けが始まるそうです。家のなかや庭を、イースターエッグやイースタバニーで可愛く飾り付け!春の訪れを祝って、身のまわりを明るくデコレーションしましょう。
その3:イースターエッグロール
イースターエッグを割らないようにスプーンで転がしつつ、ゴールまで走る遊び。アメリカでは、毎年開催されるホワイトハウスでのイースターパーティでも行われるほど、イースターを象徴する遊びだそうです。
その4:イースターエッグハント
イースターエッグを庭や公園に隠して、みんなで探しに行くエッグハント。海外では、家族みんなで探しに行くそうですよ。春を感じながら、家族の絆を深める時間になりそうですね。
その5:ボンネットパーティー
ボンネットとは、帽子のこと。イースターの日に、イースターの飾りをつけた帽子を被ったり、仮装をして街をパレードします。特に、ニューヨークのマンハッタンで開催されるイースターボンネットパーティーが有名!陽気な春を告げるお祭りとして愛されています。
その6:イースターメニュー
海外では特別な日というだけあって、普段よりも豪華な食事をするそうです。春の食材を使った料理を大皿に盛ったり、デザートには卵やうさぎをかたどったケーキを焼いたり。特別なメニューで、イースターをお祝いするんですね。
いかがでしたか?イースターの楽しみ方がこんなにもたくさんあったとは、少し驚きですよね。
イースターは、世界で愛される春の祝日。新しいイベントを、家族と、友だちと、恋人と、みんなでお祝いしましょう!「ハッピーイースター!」
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走るの大好きコピーライター
西道 紗恵
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