ヨーグルトの表面に出てくる水分(ホエー)、食べても大丈夫?

ホエーってなに?

ヨーグルトの表面に出てくる水分は「ホエー」

ヨーグルトの表面に溜まった水分、どうしていますか?なんとなく捨てちゃっている、という人はちょっと待った!この水分の名前はホエー(乳清)というもので、乳成分の一部。水溶性のたんぱく質やミネラル、ビタミンなどの栄養が含まれているので、捨てずに食べてください。

ヨーグルトの表面に浮かぶホエー

ホエーが出てくるのは、なんで?

ヨーグルトは、牛乳のタンパク質であるカゼインが乳酸菌の働きによって固まってできたもの。この固まりの中には、原料乳の中の水分や水溶性タンパク質のアルブミン、グロブリンなどが包み込まれています。発酵が進むと固まりが少し収縮するため、ホエーが外に分離してきます。未開封の状態で蓋を開けた時にも、同じようにホエーが分離していることがありますが、これは商品が運ばれる時の振動などで、ホエーが出てきたためです。

ホエーのことはわかったけど、やっぱりなんとなく苦手かも...という方は、グルグルと全体をよくかき混ぜて食べるのがおすすめ。ヨーグルトの美味しさも栄養も、残さず食べてくださいね!