佐藤琢磨選手と夢への挑戦を!

5年目を迎える “TAKUMA KIDS KART CHALLENGE”

レーシングドライバー・佐藤琢磨選手が中心となり、東日本大震災の復興を応援すべく2011年にスタートした復興地応援プロジェクト“With you Japan”。

「天災にめげずに頑張る子供たちへの長期的な支援」を目指して立ち上げられたもので、今年で8年目を迎えます。そして、「モータースポーツの楽しさを通じて、復興地を応援しよう!」と全国の子供たちがカートを通じてふれ合うことを目的とした “TAKUMA KIDS KART CHALLENGE”も今年で5年目。

Glicoは“未来ある子供たちを応援したい”という琢磨選手の考えに賛同し、“TAKUMA KIDS KART CHALLENGE”を毎年サポートさせていただいています。

「TAKUMA KIDS KART CHALLENGE 2018 ACADEMY」の様子

今年も6月から9月にかけ、全国16か所のカートコースで小学生たちによるタイムトライアルが実施されました。その結果を踏まえ、全国から勝ち上がった上位44名にて11/24(土)に鈴鹿サーキット・アドバンスカートでFINAL大会を行い、最終的に上位10名を選出。

そして先日の12/8(土)に鈴鹿サーキット・国際南コースで行われた「TAKUMA KIDS KART CHALLENGE 2018 ACADEMY」では、本格的なレーシングカートを使った指導が琢磨選手本人によって行われました。

今回はそのアカデミーの様子をお伝えいたします。


緊張の面持ちで挑む精鋭たちのアカデミーがスタート

今回、アカデミーに集まった10名の子供たちは、参加者945名から勝ち上がったTOP10。

そんな未来のスーパースター候補とそのご両親の前に琢磨選手が登場し、当日のスケジュールやコースのポイントなどを説明。
毎年のことながら、今回もかなり楽しみにしていたとのことで、時折見せる琢磨選手の嬉しそうな表情が印象的でした。

コースのポイントなどを説明する佐藤琢磨

初めて触れる本格マシン。ワクワクとドキドキの実走へ

そして、実際にコースへ。初めての本格的なレーシングカートにふれた子供たちは嬉しそうな笑顔を浮かべ、緊張よりもワクワクといった様子。とはいえ、それも最初だけ。シートやペダル周りを入念に確かめるうちに、徐々に大人の顔つきへ。

スタッフからの指示を聞きながら真剣なまなざしで受け答えする姿は、すでに一人のドライバーとなっていました。

本格的なレーシングカートにワクワクする子供たち

レーシングカートで隊列を組む子供たち

最初に行ったのは、スラローム走行とフルブレーキングの練習。

特にフルブレーキング練習は、どのスピードとタイミングで踏むとスピンしてしまうかを自分の体に覚えさせることが目的で、琢磨選手も「できる限り走って慣れてもらいたい」と、とにかく走行を重ねることに。

スラローム走行とフルブレーキングの練習

もちろん最初は思うようなハンドル操作ができなかったり、ブレーキのタイミングがずれたりすることはあったものの、そこはさすが未来を担う先鋭たち。

琢磨選手の的確なアドバイスを聞くごとにその走りは上達し、スタッフたちからも「初めてとは思えない」と、ため息が漏れるほど。

琢磨選手の的確なアドバイス

真剣な面持ちの佐藤琢磨

ブリーフィングを経たフリー走行で、一気に上達

そして昼食後には、午前中の反省点や今後の課題を子供たちが個々で発表。

自分の走りを分析し、午後の走行に活かすことを決意しました。ここでも琢磨選手からのアドバイスが行われたのですが、実質1時間程度の走りの中で、10名分もの良し悪しを同時に分析し指導。
琢磨選手から子供たちへ向けた真剣な熱い想いを感じました。

ひとりひとりにアドバイスを送る佐藤琢磨

午後はフリー走行からスタート。
とにかく周回を重ねながら先ほど決意したことや、アドバイスされたことを活かして何度も練習し、体に覚えこませます。

アドバイスを活かしたフリー走行

そして、決勝でのスタート順を決めるためのタイムアタックが行われました。

このころには、誰もが安定した走りを見せていたため、レースを想定したコーナーでの仕掛け方や絶妙なブレーキングといった頭脳とテクニックの領域へ。

決勝でのスタート順を決めるためのタイムアタック

ラストは、本格的な模擬レースで頂点を決める!

そして、最終の模擬レースがスタート。

実質、6月から行われてきた945名による参加者の頂点を決める戦いです。
当日覚えたローリングスタートを採用したのですが、それもあっという間に習得し、みんなお見事。
美しい隊列を組みながら周回し、ついにレースが始まりました。

当日覚えたローリングスタートを見事に決める

序盤から中盤までは上位4台がデッドヒートを繰り広げる展開に。
観戦していたご両親をはじめ、スタッフや関係者、もちろん琢磨選手もヒートアップするレースとなりました。

上位4台がデッドヒートを繰り広げる展開

レース後は表彰式。
Glicoの商品が全員の手に。「勝ったことも負けたことも、成功も失敗も、今日行ったすべてが素晴らしい経験」と琢磨選手。

今回のレースで新たな感動を子供たちから受け取ったことを伝えたうえで、熱いエールを送って無事終了となりました。

その思いは確実に未来のスターたちに届いたことでしょう。

レース後の表彰式

現在Glicoグループは、佐藤琢磨選手を含む様々なアスリートたちと、未来ある子供たちの健やかなカラダづくりをサポートしています。

そして今後も、「おいしさと健康を」を理念に掲げる食品メーカーとして、応援し続けていきます。

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