「アーモンドはグリコ」、そのプライドにかけて。アーモンドミルクを、もっと身近な存在に。
ナッツの中でも特に栄養価が高く、美容や健康にもいいと言われるアーモンド。戦後の日本で、そのアーモンドを広める先駆けとなったのが、1955年に発売を開始した「アーモンドグリコ」でした。そして今、アーモンドの日本でのパイオニアとしてGlicoが手掛けているのが飲むことでより簡単に、よりおいしくアーモンドの栄養を摂取できる飲料『アーモンド効果』。そして今年の夏には、「アーモンド効果 For Barista and Chef」が新たに仲間入りしました。今回インタビューに答えるのは、その商品づくりに深く携わった研究開発チームのメンバー3人。アーモンドを知り尽くす彼らの言葉から、その魅力、可能性をご紹介します!
優れた栄養価を持つアーモンド。アメリカではすでに豆乳に変わる存在に。
アーモンドの持つ優れた栄養をより手軽に、おいしく摂取できるよう、Glicoが「飲むアーモンド」としてお届けしているのが『アーモンド効果』。アーモンドミルクは、牛乳・豆乳につづく第3のミルクとして市場に認知され、その中でも『アーモンド効果』は忙しい現代人の美容と健康ニーズに応え、市場を牽引しています。
アーモンドのほかにくるみ、ヘーゼルナッツをブレンドした「3種のナッツ」、完熟手摘み豆コーヒーを合わせた「香ばしコーヒー」など、幅広いラインナップを展開する中、今年の夏に特別に新開発されたのが「アーモンド効果 For Barista and Chef」。その開発チームでリーダーを務めた吉村研究員は、開発当初の思いを「少しでも多くの人においしくて栄養豊富なアーモンドを摂取いただける機会を増やしたいという一心でした」と語ります。
「アーモンドというと一般的にはおやつ、スナック、おつまみのイメージが強いかもしれませんが、実はとても高い栄養価を持った食べ物なんです。ビタミンEや食物繊維などが豊富で良質な脂質を含んでいます。アーモンドミルクはアレルギーで牛乳を飲めない方にもおすすめします。実はアメリカではもう何年も前からカフェなどで植物性ミルクを選ぶ場合は、アーモンドミルクが一般的です。そんな魅力的なアーモンドを食生活に取り入れてもらいたい。その一心で、すでに発売をしていた『アーモンド効果』シリーズの新商品づくりに着手しました」(吉村研究員)
こだわったのは使いやすさと、アーモンドらしい香ばしさ。
アーモンドミルクの市場を広げるために。そして、アーモンドの栄養を、日本人にもっと身近なものにするために。これまでよりも飲食店での利用を増やしていこうと、新商品のターゲットは「バリスタ」と「シェフ」に定めました。
「どんな味にも合わせやすいこと、そしてアーモンドらしさを残すこと。その両立がポイントでした」と話すのは、開発チームの最年少メンバーである衣笠研究員です。
※撮影時のみマスクを外しています。
「『アーモンド効果』として展開していた従来のラインナップは、基本的に一般の方がそのままお飲みいただくことを前提として設計されています。今回取り組んだのは、アーモンドミルクの可能性を広げること。牛乳、豆乳につづく『第3のミルク』として飲食店の方たちがいろいろなレシピにお使いいただけるよう、どんな味にも合わせやすいことを基本に一から設計を見直しました。
ただしそれだけでは、積極的にアーモンドミルクを選んでいただける理由にはなりません。使いやすさとともに、アーモンドミルクらしい特長も残すこと。その両立がとても重要なミッションでした」(衣笠研究員)
使いやすさ、という点で牛乳はとても優れた飲み物。牛乳の使いやすさをベンチマークにしつつも、牛乳との違いをどう出すか。「何度も試行錯誤を繰り返しました」と、言葉をつなぎます。
「コーヒーに入れたときにきちんとお互いを引き立てあえるような味わいになっているか。甘み、渋みのバランスは適切か。アーモンドが主張しすぎていていないか。理想のアーモンドミルクができるまでサンプルを何種類もつくり、開発チームのメンバーみんなで官能評価を繰り返しました」(同)
コーヒーとの相性が抜群。バリスタも太鼓判を押す仕上がりに。
飲食店での利用シーンを増やす。そのために味わいのほかにもうひとつ、こだわったことがあるのだとか。「それは泡です」、と答えるのは開発チームの真川研究員です。学生時代にコーヒーショップでアルバイトをしていたこともある真川研究員は、その経験を活かして「アーモンド効果 For Barista and Chef」の商品づくりに大きく貢献。現在は吉村研究員の跡を継ぎ、メイン担当として開発を牽引しています。
※撮影時のみマスクを外しています。
「飲食店、特にバリスタに利用してもらうには、泡立ちを良くすることが欠かせないと思いました。そこでこだわったのが泡の量、質、照り、持ちという4つのポイントです。味わいに関しては牛乳に近すぎず、遠すぎず、アーモンドらしさを出すというのが目標でしたが、泡立ちに関しては牛乳に負けないということを目指しました」(真川研究員)
試作品はプロのバリスタ(喫茶サンシャインの二代目店主橋崎卓さん)によるチェックも実施。最終的には「おいしい状態でお客様に提供できる」というところまで完成度を高めることに成功しました。また、バリスタと話し合いを重ねる中で、コーヒーとの相性について興味深いこともわかったと言います。
写真は喫茶サンシャインの二代目店主橋崎卓さん
「コーヒーと牛乳は合わせると、非常に一体感があり、まとまりのある味になります。その一方、コーヒーとアーモンドミルクを合わせた場合、互いの個性を活かし合うような特長があることがわかりました。コーヒーにもアーモンドミルクのようなナッティな要素があるので組み合わせたときにそれぞれの違いが嫌味なく引き立つのだと思います」(同)
毎日のお料理との組み合わせも無限大。アーモンドを毎日の健康づくりに。
飲食店を主なターゲットに開発が進んでいた「アーモンド効果 For Barista and Chef」。順調に商品づくりが進む中で、一般向けへの販売も決まりました。
「新型コロナウィルス(COVID-19)の流行をきっかけに、おうちでカフェタイムを楽しまれる方が増えています。当初は飲食店の方向けに開発をしていた商品でしたが、一般の方にもお届けるように体制を整えていますのでプロクオリティのアーモンドミルクを、ぜひご家庭でもお楽しみください」(吉村研究員)
「コーヒーに合わせるのはもちろん、いろいろなお料理にもお使いいただけます。自宅でカレーをつくる際に使ったのですが、スパイスとの相性もよく新たな発見がありました。『アーモンド効果』の公式サイトでも、いろいろなレシピを公開しているので、そちらも参考にしていただければ嬉しいですね」(真川研究員)
「Glicoはアーモンドミルク市場でトップを走るメーカーです。私たちが頑張ることで、アーモンドミルクの魅力をもっとたくさんの方に知っていただけるはず。『アーモンド効果 For Barista and Chef』がそのきっかけになってくれるのを願っています」(衣笠研究員)
栄養価が高く、美容や健康にもいいとされるアーモンドのミルク。みなさまも、毎日のカフェタイムやお料理に試してみてはいかがでしょうか?何かとおうち時間が増えた今、プロ品質のおいしさと、毎日の健康づくりを。「アーモンド効果 For Barista and Chef」はグリコダイレクトショップ限定でお買い求めいただけます!