知っているようで知らない、Glicoのキャラメルの話。
Glicoの社名にもなっている、看板商品のキャラメル「グリコ」。
みんなが知っているお菓子「グリコ」の、まだまだ知られていないヒミツをお届けします!
95年以上の歴史を誇る、ロングセラー!
グリコは大正時代につくられたお菓子だということ、知っていましたか?
はじめてつくられたのは、1921年。翌年の1922年に、大阪三越百貨店で発売されました。発売初日の2月11日は、江崎グリコの創立記念日にもなっています。
ちなみに、なぜ「グリコ」という名前なのかというと、エネルギー代謝に必要な栄養素「グリコーゲン」が入っているから!
創業者である江崎利一の「“国民の体位向上”に貢献したい。そのためには、子どもたちが喜んで食べてくれるものがいい」という想いから、グリコーゲンを含んだ栄養菓子「グリコ」が誕生したのです。
あなたのお馴染みは、ハート型?それとも四角形?
今のグリコは、ハート型。
自分が子どもの頃は四角だった!という方もいらっしゃるかもしれませんね。
実は、グリコが誕生した当初もハート型。
人々の健康を想う気持ちを表現し、角のない形で口あたりを良くするために、ハート型のキャラメルを考えたんだそうです。しかし、当時の技術では成型がむずかしく、「ハート型ローラー」をなんと自社で開発!何としてでも、製造を実現させようと苦労を重ねたんです。
その後、自動包装機への転換をきっかけに四角形に変わりましたが、1987年からハート型が復活!かわいい、ひと口サイズのハート型には、こんなにもたくさんの想いと歴史が詰まっているんですよ。
ちなみに「グリコ」についてくるおもちゃは、1927年に登場しました。
「子どもたちにとって、食べることと遊ぶことは二大天職。栄養菓子グリコと、心の健やかな発育に役立つおもちゃをひとつにしよう」という想いから、セットにして販売を始めました。絵カードや豆玩具、さらには造幣局にわざわざ発注をして作成した銅製メダルなど、時代によっておもちゃの種類もさまざま!キャラメルだけでなく、おもちゃもこだわりがぎゅっと詰まっているんです。
キャラメルから始まったGlicoがつくる、生キャラメルたっぷりの牧場しぼり。
100年近くもキャラメルをつくり続けるGlicoから、冬限定の牧場しぼり「生キャラメル&ミルク」が誕生しました♪
牧場しぼりの特長である、3日以内にしぼった新鮮なミルクを原料に、キャラメルソースをプラス。北海道産生クリームを使用し、じっくり加熱した生キャラメルソースは、濃厚でコクのある味わいです。
実は、数々のフレーバーをお届けしてきた牧場しぼりシリーズのなかでも、ソースタイプは初!あったかいお部屋で、濃厚なミルククリームとコク深いキャラメルの味わいに、ホッと癒やされてみてはいかが?