1月23日はアーモンドの日!「アーモンド効果」の開発秘話

1月23日はアーモンドの日!「アーモンド効果」の開発秘話

1月23日はアーモンドの日!

アメリカ農務省の監督下にあるアーモンド生産者・加工業者を代表する組織として1950年に設立されたカリフォルニア・アーモンド協会が2008年に制定しました。アーモンド約23粒が日本人の成人女性の1日の摂取目安量であることから「1日23粒」で1月23日を記念日としています。

今回はそんなアーモンドの日にちなんで、「アーモンド効果」の開発秘話をご紹介します。

「アーモンド効果」の開発秘話~“香ばしさ”と“なめらかさ”の実現~

当社で健康長寿の実態調査をした際、健康のためにアーモンドを摂っている方が多く、アーモンドの健康効果が認知されていることが分かりました。しかし、年を重ねるにつれ、歯が弱くなり粒を噛むのが困難であるという課題もこの時浮き彫りになりました。そこで、アーモンドを固形物としてではなく摂取のしやすい飲料として取り入れる開発を始めました。これが、「アーモンド効果」開発のきっかけです。

また、既に欧米で販売されているアーモンド飲料の実態を調査したところ、米国仕様の味では薄く、日本人には合わないことから、日本人が好むアーモンド飲料について、徹底的に分析を行いました。その結果、たどり着いた重要な項目は2点、“香ばしさ”と“なめらかさ”でした。

“香ばしさ”については、生のアーモンドから深煎りまで、何段階ものローストのパターンや、飲料化に使用するアーモンドの粒数の組み合わせを試行錯誤。最適なロースト度合いと粒数に到達するまでに試作品の数は約30点にものぼりました。

“なめらかさ”についてはじめに試したのは、豆乳のように固形物をペーストにしたものから、絞って作るという方法です。しかし、この方法では粒子が均一になりづらく、絞ったカスの方に栄養成分が多く残ってしまうことが判明。せっかくのアーモンドの栄養を活かしきれませんでした。どうしても「アーモンドの栄養をおいしく摂れる飲料」を実現したいと思い、製造方法を見直すことに。その後数えきれないほどの試行錯誤を繰り返した結果、「液状」と言えるくらい、とにかく粒度を細かくするというシンプルな方法に辿りつきました。時間を掛け、丁寧に固形物をペースト化する工程を経ました。

また、“なめらかさ”をさらに出すために、高圧で均質化処理を行うことで、粒度をさらに細かくする過程も追加しました。“なめらかさ”への徹底的な追及のため、丁寧にすりつぶす製造工程を繰り返すことで、口当たりのなめらかなアーモンド飲料を実現させました。

飲むアーモンド 「アーモンド効果」に込めた想い

アーモンドの栄養分が手軽にとれる「アーモンド効果」。
このネーミングは、嗜好品のイメージが強いアーモンドに、おいしさだけでなく健康的なイメージを持ってもらい、新しい日々の健康習慣として手に取ってもらえるように、と考えて名づけられました。次に“飲むアーモンド”という言葉。これは、アーモンドを飲むという新しい習慣を象徴的に表したワードとなっています。

また、パッケージデザインにおいては、アーモンドの粒からそのまま滴が落ちる分かりやすいビジュアルを採用し、アーモンドの木をシンボルマークにしてナチュラルさを表現しています。

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アーモンド効果

<本内容はアーモンド ブランド通信の抜粋版です。>

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