街の反応!!新作「コロン」の食感を、擬音語で表すと?
突然ですが、「大阪の名物」というと、みなさんは何を思い浮かべますか?たこやき?お笑い?道頓堀川のGlicoの看板?(笑)。他県にはない、独特の文化が大阪にはあると思うのですが、大阪人の代名詞のひとつといえるのが「擬音語」です。たとえば大阪のオバチャンに道案内を頼むと、「この道をピャーッと行くやろ、ほんでシュッと曲がってグーンと行くねん。」といった感じになります。
そんな、擬音語を巧みに操る大阪のみなさんに、今回はあるチャレンジをしてもらいました。題して、「新作コロンの食感を擬音語で表すとどんな言葉?」
今回のクイズで使うGlicoのお菓子は、生クリーム仕立てのふんわりクリームを、サクサクのワッフルでくるっと巻いた「コロン」。さて、どんな擬音語が飛び出してくるのでしょうか?大阪ならではの珍回答に、乞うご期待!
日本一長い商店街で、クイズ開始!
やって来たのは、長さが約2.6kmもあって、日本一長い商店街として有名な「天神橋筋商店街」。
それではさっそく、コロンを持って調査開始〜!みなさんも、回答を参考に、答えを考えてみてください。
まずは、正解にたどり着けなかった大阪人から。
はじめにチャレンジしてもらったのは、こちらの女性陣。
写真左の女性おふたりにクイズをしていたところ、右のいわゆる「オバチャン」が途中で乱入してこられました。
さっそくコロンを食べてもらい、食感を擬音語で考えてもらいました。
オバチャン「これはな、シャクシャクやわ」
女性ふたり「いや、シャクシャクではないでしょう!カリカリとか?」
—「残念、違います!」
たしかに、シャクシャクは違う気が(笑)。それってどちらかと言うと、シャーベットっぽいですよね。
女性ふたり「サクサクほわほわ?」
—「ちょっと近いです!ヒントは、まず外のワッフルの食感の擬音語、その後にクリームの擬音語が続きます!」
オバチャン「カリカリ、甘いやわ」
カリカリってさっき出ましたし、むしろ「甘い」って擬音語ですらない。さすが大阪のオバチャン、私たちの期待を裏切りません。その後も、女性陣のなかで議論が続きましたが正解は出ず…。
答えを発表したところ、「あ〜!分かる!!」と納得していただいたのでひと安心しました。
さあ、どんどんいきましょう。続いて、女性のおふたりにチャレンジしていただきました。
ニット帽さん「サクサク!」
—「違います!でも惜しいです!」
ニット帽さん「カリカリ!」
—「もうちょっと軽やかな感じです!」
ニット帽さん「○〇○○!」
—「おお!外のワッフル部分は正解です!あとはクリーム…」
さすが、想像力が豊かといいますか、ちょっとしたヒントから正解が飛び出しました。その後も、クリームの擬音語クイズが続きます。
ニット帽さん「なめらか!」
それ、擬音語じゃないです。(笑)
ピンクマフラーさん「ほわほわ?」
惜しい…!!
残念ながら、クリーム部分の正解は出ませんでした。
珍回答、続々。
ここからは、「あまりに男前すぎて世の中の男性からブーイングを食らう」ということで撮影NGだったのですが、コメント掲載はOKというオッチャン方の回答をご紹介しましょう。
オッチャンA「甘い」
そもそも、擬音語ってなにか分かってますか?
オッチャンA「どろどろ」
※液体じゃありません
オッチャンA「いやもう、Glicoはキャラメルやろ」
そこかーい。(笑)たしかに、Glicoといえばあのハート型のキャラメルですけど…。
(これこれ!私も、子どものころのおやつといえばこのキャラメルでした。)
続いて、オッチャンBです。
オッチャンB「今から飲みに行くねん」
いいですね〜、でもそれは聞いてません(笑)
オッチャンB「ウイスキーと合うわ」
お酒好きならではの回答!まだ擬音語をひとつも答えてもらってませんが、まあいいです。
—「なんでウイスキーに合うと思ったんですか?」
オッチャンB「食感やな。飲んだあとって何か欲しくなるやん?」
ウイスキーの深い味わいと、コロンの甘さ、軽やかさが合うっていう解釈でよろしいのでしょうか。こんな会話が、これまた5分ほど続きまして、擬音語を答えてもらうのは断念…。でも、「お酒と合う」という、いいコメントをいただいたのでOKです!
この方は、この後飲み屋さんを探しに行かれました。この時点で、昼間の2時。今日も大阪は平和だな〜〜!
見事、正解した擬音語の匠たち。
ここからは、正解者の方たちをご紹介します。語彙力があるのか、それとも擬音語以外の言葉をあまり話さないのか、想像していた以上に、正解する方が多かったです。それでは、いってみましょう!
まずは、カップルのように見える、学生のおふたりから。
すごく考えてもらった後に…
女性「サクサク?」
—「雰囲気は似てます!」
女性「〇〇○○!」
—「正解!!では、クリームの食感は?」
女性「〇〇○○?」
—「おおお!早い!正解です!」
今回は、女性の頭の回転がはやすぎて、男性の活躍の場がありませんでした。
では続いて、ワーキングホリデーで台湾からやって来たという、こちらの爽やかボーイ。
日本に来て約1年ということですが、まず「擬音語」がそもそも何かを分かっていることがすごいと思いました。
男性「これ、おいしいね!」
第一声に、うれしいコメント!イケメンなのは、外見だけではなかったんですね。
そしてこの後、まるではじめから答えを知っていたのかと疑うくらいの速さで、正解を答えていただきました。
おいしくコロンを食べてもらった後、
「この近くに、おいしいピザ屋さんがあるらしいんだけど」と、彼。
「一緒にピザを食べに行こう」と誘われたのかと、不覚にもドキッとしました。すみません。道案内を頼まれたわけですが、私たちも分からずその場でお別れ。
「うん、大丈夫!じゃあ、頑張ってね!」と、どこまでも爽やかな彼でした。
それから、今回のチャレンジャーでは最年少の高校生たち。
卒業旅行で、岡山から来たそうですよ。見事、光の速さで、正解を当てられました。
やっぱり、若いと擬音語の語彙力が長けているんでしょうか。
それから、こちらの仲の良いご夫婦も。
「サクサク?」「とろとろ?」
何回かやり取りをした後に、見事正解!このときも、回答をバンバン出していたのは女性でした。
それから、幼稚園の遠足がえりのみなさん。
普段は甘いお菓子が食べられない!というお子さんでも、「おいしい〜」とうれしいコメント!
それに、さすがはよくスーパーに買い物へ行くママさんたち。コロンのことをよくご存知で、「前よりもミルク感が増してる!?」「なめらかでおいしい〜」と、味の感想まで答えていただきました。
クイズも、ほとんどヒントなしで正解!
これぞ、大阪。〜オバチャン襲来〜
たくさんの方にチャレンジしていただきましたが、何か物足りなさを感じていた取材班。
「そうだ…!圧倒的な大阪のオバチャンがまだいない!」「そうだ!ヒョウ柄を探そう!」
そう、大阪のオバチャンといえばヒョウ柄の服。パーマを当てて、アメちゃんを必ず持っている、あの大阪の名物を探さなければ…!
いたいたいたいた!!!ヒョウ柄ではありませんが、このくったくのない笑顔!
まさしく、大阪のアイドル「オバチャン」です!
さっそく、クイズの内容を説明して、食べてもらおうとしたら…
赤いオバチャン「コロン?知ってるで!モリ○ガやろ?」
ちがう!さっそく、爆弾を落としてくるのが大阪のオバチャンです。
黒いオバチャン「ちゃうでアンタ!Glicoって書いてるやんか!もうこの人アカンわ。あたしがクイズやったるから、アンタは待っとき!」
いきなり、漫才が始まりました。こちらが頼んでもいないのに、軽快なお笑いトークがすすみます。
—「まあまあ、食べてみてくださいよ」
食べものを渡すと、黙るオバチャン。
黒いオバチャン「ガリガリ!」
—「違います!」
黒いオバチャン「カリカリ!」
—「その間らへんです!」
こちらも、爆笑の嵐で興奮しているので、何と何の間のことなのか、よく分かっていません。でも、それで分かってしまうのが大阪のアイドル。
黒いオバチャン「〇〇〇〇!」
—「正解です!では、クリームは?」
赤いオバチャン「なめらかやな」
黒いオバチャン「アンタ、それ擬音語ちゃうで。ほんまもう黙っとき!〇〇〇〇!」
—「おおお、正解です!はやいですね!」
赤いオバチャンを押さえこみ、黒いオバチャンの圧倒的な勝利。
黒いオバチャン「これ、3時のおやつのアテにええな」
アテ!?「おやつのアテ」という言葉を、私は人生で初めて耳にしました。
赤いオバチャン「アンタ、アテってなんなん(笑)。ほんま、この人おもろいわあ。」
黒いオバチャン「それから、習い事のみんなに配るのもええね。ちょっとずつみんなに渡して、すぐ食べれるし。」
答えを当てただけでなく、食べるシチュエーションまで提案してくれたオバチャン。
笑いすぎたせいで、私は額に汗をかきました。
気になる、正解は…!
さて、みなさんは正解は分かったでしょうか。
答えは、こちら!
「パリふわ」でした!
いかがでしたか?回答者さんとのやりとりから、答えが分かった!という方はいらっしゃるのでしょうか。
ちなみに、「前よりおいしくなってる!」と、コメントをくださった方もいましたが、そのとおり。今回みなさんに食べていただいたのは、「ワッフルがよりパリっと!クリームがよりふわっと!」した、新しいコロンなんです。
さらにおいしくなった「NEWコロン」の発売は、2016年3月。「絶対買う!」と言ってくださった方も多くいらっしゃいました。新しくなったコロンの「パリふわ」を、みなさんもぜひ試してみてくださいね♪
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走るの大好きコピーライター
西道 紗恵