ポイントは母乳に近い成分?うんち?赤ちゃんのための育児用粉ミルクの選び方

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育児用粉ミルクって選ぶのが難しい…皆さんはどのように選んでいますか?

粉ミルクとは育児用調製粉乳といわれ、赤ちゃんに必要な栄養素が入っている母乳の代替品です。そのため粉ミルクは、完全ミルクや混合栄養の赤ちゃんにとって欠かせない食品といえます。

そんな中、粉ミルクを買いに行くとたくさん種類があり「どれにしよう?」「自分の子にはどれが合うのかな?」と思う事はありませんか?

育児用粉ミルクを選ぶ基準ってどうしているんだろう…?先輩ママたちに聞いてみました。

赤ちゃんとパパママの画像

赤ちゃんのことを考えた粉ミルク選びは、成分に注目してみては?

独自の「育児用粉ミルク」に関するアンケートを実施し、378人の先輩ママに「あなたが乳児の育児にとって大事だと思うことを「3つ」までお選びください。」と聞いてみたところ、ほとんどのママが「健康」がもっとも大事だと考えていることがわかりました。

乳児の育児にとって大事だと思うことのグラフ

一方で、「育児用粉ミルクを選んだきっかけ」に関するアンケートでは「産婦人科で勧められた・もらったから」が63.8%と圧倒的多く、他にも「口コミでの評価が高かったから」14.6%、「親や友人にすすめられたから」8.2%と人からのおすすめをきっかけに粉ミルクを選ぶという回答が多数!確かに慣れない育児とたくさんある選択肢の中で、信頼できる人からの意見というのはとても参考になりますよね。

育児用粉ミルクを選んだきっかけのグラフ

上記のアンケート結果を見ると、ほとんどの先輩ママ達が赤ちゃんにとって「健康」は重要と考えてはいても、実は粉ミルクの成分までしっかり確認していると回答された方は5.6%と非常に少ないことがわかります。
育児用ミルクを開発している各社とも、慣れない育児に苦労するママ・パパ達の助けになりたいと、少しでも母乳に近い育児用ミルクを開発し、その成分にも各社のこだわりや想いが表れています。
ですが、成分を確認…といっても、なかなか難しいですよね。
そこで今回、「成分を意識するといっても、実際に何を確認すればいいの?」という疑問を解消すべく、専門家に『粉ミルク選びのポイント』について伺ってみました!

専門家がおすすめする赤ちゃんのための『粉ミルク選びのポイント』とは?

堤 ちはる先生紹介画像

(相模女子大学栄養科学部健康栄養学科教授の堤 ちはる先生)
母乳は、赤ちゃんの成長・発達に大切な栄養素がバランスよく含まれている最良の栄養源です。しかし、母親や赤ちゃんの事情によっては、母乳だけにこだわらず、必要に応じて、育児用ミルクを使うことも重要です。

母乳に近い成分組成をめざした育児用ミルクが市販されていて、母乳成分に近づけるために添加されているものとして、DHAやアラキドン酸、ヌクレオチド、オリゴ糖などがあります。DHAやアラキドン酸は、脳や網膜に多く存在して、これらの組織の発達に重要な役割を果たしています。さらに、腸内ビフィズス菌の増殖作用、脂質代謝の改善、下痢の発症率低下、腸管血流量の増加などの作用を示します。オリゴ糖は、腸管内でビフィズス菌のエサになります。

でも育児用粉ミルクには、どれも「母乳に近い成分」と書いてあり、どう選べばいいのか迷う事も多いのですが…

(相模女子大学栄養科学部健康栄養学科教授の堤 ちはる先生)
ヌクレオチドが母乳量に近い配合量であることも育児用ミルクを選ぶ際に重要な要素の1つと考えられます。
育児用ミルクを選ぶ際は、人から勧められた、ブランドに馴染みがある、価格が手頃であるなど様々なことを選択基準にすることがありますが、栄養成分組成に着目し、なるべく母乳に近い組成の製品であることを選択肢の一つに加えてはいかがでしょうか。

粉ミルク選びのポイント

母乳に含まれている注目の成分「ヌクレオチド」って?

 育児用粉ミルク選びのポイントは、「成分」を意識すること。その中でも赤ちゃんの成長に必要な注目の成分であるヌクレオチドが母乳に近い量がおすすめとのことですが、そもそもヌクレオチドにはどんな役割があるのでしょうか。

先輩ママへのアンケートでは、ヌクレオチドについて知っている人は48.8%で、約半数の51%が「知らない」という結果に!

ヌクレオチドの認知についてのグラフ

ヌクレオチドとは、ヒトの体内で使われるエネルギーなどの代謝に用いられる、とても重要な役割を持つ成分。大人であれば体内で十分な量が生成されますが、乳児に関しては、体内で生成できるヌクレオチドだけでは必要とされる量をまかなえず、そのため乳児は母乳から摂取して、足りない分を補っているそうです。

母乳には、ヌクレオチドが乳児にとって理想的な配合で含まれているので、なるべく母乳に近い量が含まれる育児用ミルクを選ぶことが重要なんですね。

育児用粉ミルクを購入しに行くと、どれも「母乳に近い成分」と書いてあることがありますが、含まれている成分を詳しくチェックしてみると、各社さまざま。これからは、赤ちゃんの成長に欠かせない、注目の成分であるヌクレオチドを確認して選ぶのはいかがでしょうか?

母乳に近い量のヌクレオチドを配合された『アイクレオ バランスミルク』

アイクレオバランスミルクの画像

数ある育児用粉ミルクの中で、赤ちゃんの成長に必要な「母乳に含まれる5種類のヌクレオチド※1」を国内のメーカーで初めて配合し、その配合量も母乳に近づけたものとなっています。

※1 ヌクレオチドのうち主要な5種類の成分( 5ʼ-シチジル酸、5ʼ-ウリジル酸ナトリウム、5ʼ-アデニル
酸、5ʼ-イノシン酸ナトリウム、5ʼ-グアニル酸ナトリウム)を「バランスミルク」に配合

アイクレオと母乳の成分表

赤ちゃんの「うんち」にもこだわり「ガラクトオリゴ糖」を配合

さらにビフィズス菌に働く「ガラクトオリゴ糖」の配合にもこだわり、母乳で育てているような赤ちゃんの「うんち」になるように考えられています。また赤ちゃんも大人と同じで塩分のとり過ぎにも注意し、母乳と同程度の塩分量におさえられているんです。

ガラクトオリゴ糖とビフィズス菌の画像

母乳に近い「味」「色」「香り」で母乳とミルクの混合栄養にも!

しかも母乳と同じくらいの乳糖で、母乳に近いあっさりした甘さを実現。赤ちゃんにも好みがあるから、母乳とミルクの混合栄養にもおすすめなんです。

主な原料である乳製品や食用油脂にこだわり、成分ひとつひとつを母乳に近づけ、やさしい黄色は、初乳の栄養素の一つ、β-カロテンから。初乳と同じくらいの量が配合されています。

アイクレオと母乳の色比較画像

大事な赤ちゃんの健康のためにも、育児用粉ミルクを成分から選んでみませんか?

育児用粉ミルク選びのポイントの1つは、母乳に近い成分である事。中でも赤ちゃんの成長に欠かせない注目の成分であるヌクレオチドについても、意識してみてはいかがでしょうか。ぜひ参考になさってみてくださいね!

アイクレオは、母乳に近いミルクをめざす小児科医の想いを原点に、歩みを重ねてきたブランドです。品質や原料にこだわり、赤ちゃんの発育と家族の成長をサポートしていくことで今日も、たしかな栄養をお届けします。

>>アイクレオ ブランドサイト

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