Glicoがサポートするプロテニスプレーヤー越智真選手によるグリコクラブ会員限定キッズテニス教室を開催しました!
11月某日、Glicoが応援するプロテニスプレーヤーの越智真選手によるグリコクラブ会員限定のテニス教室が開催されました。
我々は、「おいしさと健康」を企業理念に掲げ、食品はもちろん、スポーツでもみんなのココロとカラダづくりをサポートしたいと考えています。今回行われたテニス教室は、その取り組みの一環として開催したもので、当日はテニス初心者のキッズと経験者のジュニアの二部に分けて、レッスンが行われました。
最初に越智真選手をご紹介させていただきます。
<越智真選手プロフィール>
2013年、17歳で全日本ジュニア選手権(18歳以下)及びJOCジュニアオリンピックカップの2冠を達成し、国内ジュニアランキング1位に。2015年2月には18歳でプロに転向、同年10月にはITFプロサーキットで初優勝を飾り、現在(2019年10月)まで4つのタイトルを獲得。グランドスラム大会への出場を目指し、まい進されています。
初めての経験ばかり!初心者キッズのテニス教室
今回は、越智選手のほか、神戸学院大学体育会テニス部現役の学生さんにもご協力いただきました。まずお昼前に集まったのは約20名の子どもたち。ほとんどの子が、コートに入ることはもちろんラケットも持ったことのない初心者です。
ランニングでウォーミングアップしたあとは、コート内を目印めがけて斜めに走るフットワークの練習です。越智選手曰く「テニスは縦横の動きよりも斜めが基本」とのことでした。なれない動きでありながらワイワイと楽しんでいる様子で、すでに緊張が解けたのか、笑みがこぼれていました。
そして次は早くもラケットを持っての練習です。まずは基本の持ち方「ウエスタングリップ」を教わります。各自のラケットを地面において、拾った手の形でそのまま握るというグリップ。持ち方は簡単ですが、ラケットを振るとなるとちょっとぎこちない感じになってしまいます。ある程度は慣れが必要とのことでしたが、みなさん上手に振っていました。
持ち方を教わった後は、ボールを使った練習を開始しました。ネット前に立って手投げのボールに当てる本格的なメニューで、ラケットの振り方を体に覚えこませます。ラケットの振り方は後ろから前ではなく、下から上のイメージが基本です。ネット前に立つことで、必然的に後ろから前への動きはできないため、下から上へ振ることになるそうです。
この頃には、子どもたちも慣れた様子で自分のフォームの確認をしたり、はじめましてのお友達と談笑したりしていました。徐々に和らいでいくコート内の雰囲気と子どもたちの笑顔が印象的でした。
一人ひとりの子どもたちを見ながらフォームを改善していく越智選手。各自の癖や握り方にアドバイスをして、少しでもテニスらしい形に近づけていきます。
次は少し距離を伸ばして、ボールを相手コートへ入れる練習です。ほとんどの子どもたちがラケットにボールを当てることが精一杯の様子でした。それでも当たった際は「いい感じ~!ナイス!」と神戸学院の学生さんたちの檄が飛びます。そんな声につられるように自然と子どもたちも頑張りをみせます。
次なるメニューはネット前で相手のコートにボールを落とすボレーです。コツをつかんだ子もいたようで、上手にラケットに当てては喜んでいました。テニスの楽しさが伝わったのではないでしょうか。
その後、学生さんを相手にラリーを開始。もちろん、上手にボールに当たらない子どもがほとんどです。しかし、失敗してもみんないい笑顔です。「第一部の目的は、少しでもテニスを好きになってもらうこと」と越智選手。この体験を通じて上手になるというよりは、少しでもテニスらしいことができればとメニューを決めていたそうです。
最後はみんなで記念撮影です。2時間ほど前の硬い表情がうそのようでした。
前半を終えて越智選手に感想をうかがうと「初心者を教えることはもちろん、小さいお子さんを相手にレッスンというのは初めての経験だったので正直不安でした。難しい言葉も通じませんし。だからこそ後半にみんなが楽しそうにテニスをしている姿が嬉しかったですね。」と安堵した様子でした。
本格的な練習で、越智選手の真剣なまなざしが光る!
第二部は、経験者のジュニア向けのテニス教室です。まずは第一部同様に、軽いランニングとフットワークのトレーニングをこなしながら、体をほぐしていきます。プロを前にしているためか、少し緊張気味の子どもたち。そんな中「今日という日を楽しみにしていた」と話してくれる子どももいました。
トレーニングを終えた後は、早速マイラケットを持ってコートに立ちます。
今回の経験者は、まだ始めたばかり小さな子どもから本格的な中学生までさまざま。そこで、越智選手が子どもたちの実力を見極めながら2つのチームに編成し、それぞれのレベルに合わせた指導を行うことに。
経験者が多い後半はリズムのよいラリーの時間が中心です。大学生を相手に真剣で楽しそうにテニスをする姿がみられ、会場全体がレベルの高い練習モードに入っていました。
そして今度は、オーバーサーブの練習です。まだまだ経験が浅く空振りする子どもも少なくありませんでしたが、とにかく楽しそうでした。
最後は、越智選手と1対1の真剣試合です。プロのプレーヤーと打ち合えるという貴重な経験に子供たちも大興奮。喜びと緊張が入り混じったラリーで、観客席の保護者の皆さんも一喜一憂しながら、大歓声で応援しました。
なかには驚くようなショットを連発する実力者もいて、越智選手が目を丸くするシーンも多々ありました。それを見ていた大学生も、「想像以上に凄くてびっくりしました」と本当に驚いた様子でした。
「初めての子どもたちは、これをきっかけにテニスに少しでも興味を持ってくれたら最高ですね。また、将来有望な子どもたちにも会えて嬉しかったです。数年後には本気で対戦してみたいですね。」と笑顔で語ってくれました。
今後はより大きな大会での結果にこだわりたいと話していた越智選手。
Glicoは今後も越智選手の未来を応援していきます。