男性ウケ◎?!スウィートな香り「バニラ」の秘密
甘い香りでおなじみの“バニラ”。お菓子や香水で使用されることが多く、名前を聞いただけで、特有の甘い香りを想像する方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、意外と知られていない“バニラ”についてご紹介します。
バニラとは?
バニラは、世界的に有名で一般的な香料のひとつ。名前の由来は、「小さなサヤ」というスペイン語です。バニラには素材の甘味を引き立たせる効果があるため、お菓子などに使うと砂糖の量を抑えることができます。
主に菓子に使われるバニラですが、料理での利用にもピッタリ。お茶に入れるとまろやかさが出ます。
バニラの使い道
【食材としての利用】
バニラは“丸ごと”もしくは“抽出物”で販売されます。どちらのタイプのバニラも、料理に濃厚な風味を添えます。バニラエッセンスは、アルコール分が多く熟すると香りが飛んでしまうので、ドリンク類やアイスクリームなどに使います。ケーキやクッキーなどの焼き菓子に使う場合は、油になじみ香りの安定しているバニラオイルが適しています。
【アロマとしての利用】
アロマテラピーでは、その甘いバニラアイスのような馴染みのある香りから、ブレンドする際のベースノートとして利用されています。バニラは香りが強いため、アロマランプなどで香りを楽しむ芳香浴がオススメ。心地よい香りを楽しみながらリラックスして、快適な毎日を過ごしましょう。
バニラの保存方法
食材として使用されるバニラビーンズは、密閉容器に入れて冷蔵保存しましょう。長い間保存していると、白色の結晶物が生じることがあります。この結晶物はバニラの芳香成分であるバニリンが結晶となって析出してきたものです。密閉容器の中で保存しているうちに、バニラビーンズの発酵が徐々に進むために起こります。こういった現象が起こったバニラビーンズは風味が落ちるため、なるべく早く使い切ることをお勧めします。