【開催レポート】楽しく食品ロス削減を学ぼう!「with Glico もったいない広場」

もったいない広場 メインビジュアル

10月30日は「食品ロス削減の日」というのをご存じでしたか?

毎年10月が「食品ロス削減月間」、10月30日が「食品ロス削減の日」として定められています。本来は食べることができるのに、廃棄されてしまっている食品=「食品ロス」は、年間約472万トン※と推計されており、食品ロス削減に取り組むための様々な情報発信や啓発活動が、関連省庁や企業において行われています。
※農林水産省及び環境省「令和4年度推計」より

Glicoでは、この「食品ロス削減」についてより多くの方に興味を持っていただくために、「おいしく、楽しく、食品ロス削減に関して学ぶ」ことができるイベント「with Glico もったいない広場」を企画。2024年10月26日・27日の2日間、大阪府茨木市のショッピングモール「イオンモール茨木」にて開催しました。

イベント会場

「規格外野菜」を具材とした「ふぞろい野菜カレー」
ふぞろい野菜カレー

形が不揃いであったり小さな傷があったりするために一般流通しない「規格外野菜」。通称「ふぞろい野菜」と呼ばれることもあるこれらの野菜は、味や安全性に問題がないものの、一般的な食品売り場には並べられずに廃棄されてしまいます。せっかくのおいしい野菜を捨ててしまうなんて、もったいない!ということで、今回、「プレミアム熟カレー<甘口>」を使った「ふぞろい野菜のカレー」をイベントに来場したみなさまへご提供しました。

カレー試食

ふぞろいの、にんじん、じゃがいも、玉ねぎを作った「ふぞろい野菜のカレー」は、野菜のしっかりとした甘みが感じられる味わい。大きな鍋で調理している分、「いつものおうちのカレー」よりおいしく感じるかも?
小さなお子さまから大人の方にまで大人気で、2日間で約1000名近くの方にご試食いただきました。
 試食に使用した「ふぞろい野菜」の現物をイベント会場でも展示していましたが、先が2つに分かれたにんじんなど、個性的な見た目に子どもたちは興味津々。
以前は売り場を失い、廃棄されることも多かった「ふぞろい野菜」ですが、最近では「ふぞろい野菜」を専門に扱うECサイトが登場したり、農家近くのお店や道の駅などで売られたりしている様子を見かけるようになりました。みなさんも、次に野菜を食べる際には、「ふぞろい野菜」という選択肢もあることを、思い出してみてくださいね。

クイズで食品ロスを知ろう!「もったいないの木」

もったいないの木

「もったいないの木」は食品ロス削減について、木の実のようにぶら下げられたクイズパネルをめくりながら学んでいただく展示です。

ここで、クイズを一問!

工場で割れてしまった出荷できないビスコは実は〇〇に活用!なんでしょう?

正解は

・・・豚さんのごはんに!

Glicoでは、神戸工場で廃棄となったビスコを工場内で粉砕し、豚のえさとして飼料会社へと提供しています。その飼料食べて育った豚の一部を購入し、Glicoの従業員向け食堂や隣接する保育園「こどもぴあ」の給食メニューとして出しています。

こどもぴあ
https://www.glico.com/jp/csr/about/environment/foodloss/

そのほか、商品をお店で買う時に手前から買う「てまえどり」、家庭からでる野菜くずなどを堆肥として使う「コンポスト」に関する問題など、さまざまなクイズを出題しました。

クイズへ挑戦している親子づれに話をきいてみると、「このクイズ、学校で習ったよ!」と全問正解しているお子さまも。学校で学んだことをしっかりと知識として覚え、実践できる姿はかっこいい!親子で食品ロス削減クイズを出し合うのも楽しいかもしれませんね。

そのほかにも、食品ロス削減に関するチャレンジ企画がたくさん!

輪投げ

「ふぞろい野菜の輪投げチャレンジ」では、ふぞろい野菜として廃棄が多い野菜の数々が描かれたオリジナルの輪投げに挑戦。参加された方にはwith Glicoオリジナルのスマイルビスコを参加賞としてお渡ししました。

展示

「もったいないギャラリー」では、「食品ロスの現状」と、「Glicoの食品廃棄物削減への取り組み」、「ご家庭で意識したい食品ロス削減の方法」をパネルでご紹介しました。

また、会場内には、Glicoの取り組みについてオンラインで答える会場限定でのクイズコーナーも設置。挑戦いただいた方にはビスコのミニパックを参加賞としてお渡ししました。

パネル

「もったいないレシピの配布」では、ご自宅でできる食品ロス削減対策のチェックシートや、食品ロス削減に役立つ「レシピクラブ」コンテンツのご案内をしました。
「レシピクラブ」はこちら

この記事をご覧のみなさんも、ぜひご自宅で食品ロス削減レシピに挑戦してみてくださいね。

「食品ロス削減の日」が終わっても・・・

2024年度の「食品ロス削減の日」は終了しましたが、引き続き、食品ロスを解決するためには、家庭での食品ロス削減と企業の食品ロス削減、両方でのアプローチが必要です。
Glicoグループでは、これからも食品ロス削減という課題に取り組み、持続可能な社会に貢献することを目指します。
「with Glico」でも「レシピクラブ」において食品ロス削減をサポートするレシピを公開するなど、引き続き食品ロスに関する取り組みを実施していきます。
ぜひ、引き続き「with Glico」にご参加ください!


ご参加くださったみなさま、本当にありがとうございました!