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2024年08月01日
江崎グリコ株式会社

短鎖脂肪酸を多く生み出すビフィズス菌Bifidobacterium animalis subsp. lactis GCL2505とイヌリンによる「基礎代謝量」の向上効果を確認
~ 国際科学雑誌「Nutrients」に掲載されました ~

江崎グリコ株式会社は、短鎖脂肪酸を多く生み出す※1当社独自のビフィズス菌Bifidobacterium animalis subsp. lactis GCL2505(以下、GCL2505株)と水溶性食物繊維イヌリンによる、基礎代謝量と相関する安静時エネルギー消費量の向上効果を確認しました。本研究成果は2024年7月20日(土)に国際科学雑誌「Nutrients」に掲載されました。当社は「タンサ脂肪酸プロジェクト」として短鎖脂肪酸の研究と啓発活動を積極的に進めており、今後もGCL2505株と短鎖脂肪酸の可能性を探ってまいります。

【本研究のポイント】
●Body mass index(BMI)が高め(25以上30未満)の、健常な成人男女40名を対象にしたヒト試験の結果、GCL2505株とイヌリンを4週間摂取した群は、プラセボ群と比較して、腸内のビフィズス菌が増え、安静時エネルギー消費量が増加しました。
●この結果は、GCL2505株とイヌリンの摂取によって腸内のビフィズス菌数が増え、短鎖脂肪酸が産生されたことによるものだと考えられます。
●安静時エネルギー消費量の向上は、2023年に研究発表している「GCL2505株とイヌリンの摂取による内臓脂肪・体脂肪の低減※2」のメカニズムの一部であることが示唆されました。
●今回の結果から、GCL2505株とイヌリンを継続的に摂取することで、日常生活の中で消費するエネルギー量が向上し、内臓脂肪の蓄積からなる肥満や、それによって引き起こされる代謝性疾患を予防できる可能性が示唆されました。

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  • 安静時エネルギー消費量の測定結果

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