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2014年08月発行
江崎グリコ株式会社
日常コミュニケーションの新しいカタチ
ネットとリアルを使い分けて 親しい仲間とよりよいコミュニケーションをはかる工夫
いつもは SNS ときにはアナログ
身近アイテム × 手書きメッセージ
いまどきは “ プチギフト ” が人気上昇中 !
いまどきのギフト市場
● ギフト市場は約 17兆円 よりカジュアル化 ・ パーソナル化するギフト
タテマエからホンネへ 気持ち重視の傾向
ギフトといえば、お中元 ・ お歳暮が主流ですが、今は 「 お中元やお歳暮なんて贈ったことがない 」 という若い人も少なくはありません。矢野経済研究所 「 ギフト市場白書 」 によると、2013 ( 平成 25 ) 年度のギフト市場は 17兆 4,500億円 ・ 前年比 100.9% となり、2014年度も 0.6% 増の 17兆 5,500億円と成長が見込まれています [ グラフ 1 ] 。
成長の要因として、① 景気回復により品質が良く価格が高いギフトを購入する人が増えたこと ② お中元 ・ お歳暮に 「 季節限定 」 や 「 体験型ギフト 」 などが登場し人気となったこと ③ カタログギフトが紙からインターネットへ移行しギフトの幅が広がったこと などがあげられています。ギフト市場全体が儀礼的なものからイベント感のあるものへ、より個人の嗜好を反映させたカジュアルでプライベートなものへとシフトしているようです。
また、インターネットの普及に伴い増加傾向を示しているのが、インターネットで購入したギフトを SNS や Eメールなどで贈る 「 ソーシャルギフト市場 」 です。個人間のソーシャルギフトのほか、法人による販促キャンペーンなどもソーシャルギフトとして活発化していることから、矢野経済研究所の試算では 2013年度の市場規模は 45億円 ・ 前年比 204.5% と大きく伸長しており、2020年には 770億円にまで成長すると予測されています [ グラフ 2 ] 。
このようにギフト市場は、形式的でタテマエ重視の贈答品から、気持ちを込めて贈る本音ギフトへと変化してるようです。
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