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趣味で始めるスポーツ・運動のススメ
趣味で始めるスポーツ・運動のススメ, 酸素の力で呼吸持久力を高めよう
ランニングに必要な筋肉や体幹を日頃から意識して鍛えると、ダイエット効果・けが予防・スムーズな走りにつながります。ダイエット効果を最近感じなくなった、走った後に肩や腰が張るという悩みは、筋トレや体幹トレーニングをプラスすることで解消しましょう!
ランニングは全身運動です。下半身に注意が行きがちですが、全身をバランスよく動かすことができると、さらにスムーズに、速く、体を動かすことができるようになります。
走るだけでも筋肉はつきますが、必要な筋肉を意識して鍛えると、けがの予防やスムーズな走りへとつながります。
ダイエット効果を高めたいときも、筋トレとの組み合わせは有効です。筋トレで筋肉に刺激を入れ、基礎代謝を高めることで、日常生活で燃焼するカロリーの増加が期待できます。
より効果的な組み合わせ方を知りたい方は合わせてチェックしてみて下さい。
「筋トレと有酸素運動はどっちが先?組み合わせ方は?」
走るときに大腿筋(太もも)はとても大切な筋肉です。また、肩甲骨回りの大きな筋肉を鍛えると、スムーズな腕振りが出来、肩こりや腰痛解消の効果が期待できます。
この二つを連動させることで背筋が伸び、きれいな姿勢で動くことができるようになります。
走るときに地面からの力を受け止めるのが大腿筋(太もも)。この大腿筋と連動して動き、足を前に出す働きをするのが股関節。この二つの動きがスムーズだと理想的なランニングフォームが作れます。
お尻と腹筋がしっかり伸びるようなイメージで、背筋を伸ばして行いましょう。
背筋が伸びた状態で曲げ伸ばしすることで、股関節もしっかり動かすことができます。
腰を落とす時に膝が内側に入ってしまうと効果が少なくなるので注意しましょう。膝とつま先の方向を一致させることで、膝関節痛予防にもなります。
走ったあとに肩と腰のハリや凝りを感じる場合は肩甲骨回りが硬くなっている可能性があります。
肩甲骨は背中を動かすだけではなく、肩・お腹を動かすための筋肉にも連動します。この部分をやわらかく動かせるようになると、スムーズな呼吸やピッチを刻めるようにもなります。
両手の動きをあわせるように注意しましょう。腰を痛めている人は、足を踏ん張れる高さの椅子に座って行うといいでしょう。
スムーズな走りのために、体を安定させるための体幹を強化しましょう。体幹が強化されると、フォームが安定し、余分な体力を消費することなく効果的にランニングすることができます。
一歩踏み出すごとに、地面から跳ね返ってくる力は体重の約3倍の重さといわれます。ただ走っているだけなのにどんどん腰が落ちてくる、フォームがぶれる…というときは、地面からの衝撃を吸収できず、自分の体重を支える筋力も不足している可能性があります。
上半身を安定させ、着地衝撃を緩和する力がつきます。また体のブレ・振動が少なくなることで内臓の揺れが抑えられると、呼吸も楽にできるようになります。
わき腹が痛くなりやすい人は、腹筋を強化すると、解消することがあります。
できれば誰かに足首を抑えてもらうと余分な力が入らずスムーズに行えます。一人の場合でも勢いや反動を使わず丁寧に行いましょう。
腹筋と同様、姿勢づくりに欠かせません。日常生活でも背中~腰は負担がかかりやすい部分ですが、意識して動かさないと強化できない部分でもあります。腰痛予防はもちろん、きれいなフォームを作るために積極的にトレーニングに組み込みましょう。
左手―右足、右手―左足の組み合わせに慣れてきたら、右手―右足、左手―左足の同じサイドを使って鍛えてみましょう。背筋にかかる刺激が大きくなります。
上半身と下半身をつなぐ役割を持ちます。姿勢を保ち、スムーズな脚運びに欠かせない筋肉です。
腸腰筋を鍛えることでストライドを広く取ることができ、スピードにも対応できるようになります。下腹の深部に位置するため意識しにくい部位ですが走る前に刺激を入れると、スムーズに足を回すことができるようになります。
下腹のあたりに効いた感覚があれば、刺激がしっかり入っています。
ランニングで必要な大きな筋肉だけではなく、日常生活では意識しづらい筋肉をぜひ積極的に動かしてみてください。筋肉がつくと、基礎代謝が上がるだけでなく、走行距離が伸びたり、速く走れるようになったりなど、自分の走りの変化を実感できることでしょう。
ぜひ筋トレ・体幹トレーニングを組み合わせて、ランニングを楽しんでください。
プロアスリートが実演するトレーニング動画です。筋力アップ、回復ストレッチ、体幹を鍛える持久力トレーニングなど、目的別のトレーニングを紹介します。動画を観ながらアスリートと一緒に実践できる内容になっているので、モチベーションアップにもつながりますよ。
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