身体と心の健康に必要な、正しい休息のススメ
あなたは本当によく眠れている? 運動ゼロな私が睡眠習慣と運動習慣について考える
−たくさん眠ったはずなのに疲れが取れない-
そんな経験はありませんか?睡眠を取ることは、心身を回復させる大切な役割を担っています。翌日に疲れが取れていない、と感じるのは睡眠習慣を見直すチャンスかもしれません。特に子育て中で自分のことは後回し、そんな時期の女性や仕事に忙しい人は睡眠時間を確保するのが難しいのではないでしょうか。この機会にぜひ質の良い睡眠習慣を身につけることを意識してみませんか?健康の維持、翌日のパフォーマンス向上のためにも、まずは自分自身の睡眠を知ることから始めてみましょう。
子供と寝落ち、これって眠れているの?
子供を寝かせながら気がつけば一緒に眠ってしまった。子育て中の人なら誰しも経験したことがある寝落ち。私も3人の子供を育て、赤ちゃん期には夜泣きや授乳、オムツ交換などで何度も夜中に目を覚まし、しっかりとした睡眠が確保できない時期を経験してきました。その時期と比べれば、子供が小学生になった今は随分楽になったものです。それなのに、日中に眠くなったり、夕方になるとパフォーマンスが落ちてきたり。「あれ、実は夜にぐっすり眠れていないのかな」そんな疑問を持つようになりました。夫に言わせれば「いや、子供と寝落ちして寝ているでしょ」なんて笑われそうです。確かに、子供を寝かしつけていると眠るつもりはないのに睡魔に吸い込まれることはしばしば。子供が寝た後に読みたかった本、片付けたかった家事、仕事の確認や翌朝の準備・・・やりたい事がたくさんあったのに、子供と寝落ちしてしまったことに気付いた朝の落胆は相当なものです。そんな時、大抵は「しまった、寝過ぎた」と感じてしまいます。確かに、たくさん眠ったかもしれません。しかし、本当によく眠れていたのでしょうか?ふと疑問に思った私は、脈拍計測機能がついたスマートウォッチを使って睡眠のデータを取ってみることにしました。
データで明かされた知らない世界
子供を寝かしつけ、気づけば夢の中に。翌日の6時に目覚めた時、21時に寝落ちし、9時間の睡眠が取れたことがわかりました。時間的には十分な睡眠と言えますが、データを見ると夜中に8回も目覚めた状態になっていました。目覚めた状態、とデータにはありますが、全く目覚めた記憶はありません。無意識に行っていた寝返りや、横で寝ている子供の寝息や動きに反応していたのかもしれません。せっかく睡眠時間は確保できていたのに、実際はうまく睡眠が取れていなかったとしたら、なんだかもったいない気がします。
睡眠の質を知ることで運動習慣を見直すきっかけに
あなたは日々の生活に運動習慣がありますか?悲しいことに、私には全くと言っていいほど運動習慣がありません。運動をしなくては、と感じながらも実行に移すまでのきっかけがなかったのかもしれません。日中の運動と睡眠は深く関係していると言われています。運動を取り入れることで、私の睡眠習慣も向上させられるかもしれないのです。睡眠中のリズムを知ることで、新たな気づきがあったことは私にとって大きな進歩です。
まずは睡眠に関心を持つところから始めてみよう
「たくさん眠った」と感じても、実は質の良い睡眠が取れていなかったとしたら?自分自身の睡眠習慣について、少し関心を持ってみませんか?自分の睡眠を知ることによって、生活習慣や運動習慣の見直しにつながります。実際、私も自身の睡眠の質を知って、「運動したい」という意欲が湧きました。睡眠環境を整え、運動習慣による睡眠の質向上を目指してみたいと思います。日頃運動をしていない私が、運動習慣によって睡眠習慣にどのような影響を与えられるのか、次回からのコラムをお楽しみに。
ライター:鈴木 有芙子(すずきゆうこ)
長野県に移住して12年。
3人の子供を育てながら、フリーで活動。
運動不足だと気づきながらも、なかなか実行できないのが悩み。
コラムを通して、運動習慣を改善してみせる!
いまだかつてないやる気で満ちています。
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