ロードバイク初心者必見！日常からレースまで、初心者でも楽しめるロードバイク入門

本格的なロードレースだけではなく、趣味や交通手段としても人気が高まっているロードバイク。もちろん、カタチから入るのもOK！初心者でも楽しく始められるロードバイクの基礎知識をお届けします。

カジュアルライドもレースも楽しもう

ロードバイクはレースだけでなく、運動不足解消や通学・通勤手段の一つとして、さまざまな楽しみ方ができます。多種多様なパーツを自分好みにカスタマイズして、ロードバイク自体を進化させていくことも魅力といえます。
気軽に始めたロードバイクに魅了され、レースに出てしまうという人もいるほどです。自分が乗っている姿をイメージして、自分だけのロードバイクを見つけにいきましょう。

ロードバイクの選び方

通勤に使いたい、休日に数時間かけて長めの距離を走ってみたい、ゆくゆくはレースなども出てみたい、など、目的によって選ぶロードバイクも変わってきます。

ロードバイクの種類は形状・重量ともにさまざまです。通勤などの日常使いを前提に作られたものは部品の強度が高く作られているので雨の日でも普段通り乗りやすいですが、レース用ロードバイクに比べると重量は重くなります。一方、レースを前提に作られたものは部品が軽量化されているためスピードはでますが、衝撃に弱いこともあります。

まずは、やってみたいことをサイクルショップで伝えてみましょう。取り扱いがしやすく、目的に合ったロードバイクを選んでもらうことができます。
初心者の方はメンテナンス方法などを教わるためにも、実際ショップで選ぶことをおすすめします。

乗る前に必ず準備してほしいもの

ロードバイクの他にも、防犯アイテムやメンテナンスグッズが必要です。快適で安全な走行をするためにも、ぜひ揃えておきましょう。

アクセサリー	カギ	防犯用にロードバイクの形に合わせて選ぶ
アクセサリー	ライト	基本装備として必須
ウエア	ヘルメット	事故に備えて必須
ウエア	グローブ	転倒時に手を守るため必要
メンテナンスキット	携帯工具	ロードバイク専用のキットが便利（六角レンチとプラスドライバー）
	チューブ2本	タイヤのパンク時に要交換
	タイヤレバー	タイヤ・チューブ交換で必要
	空気入れポンプ	バルプ形状に合った専用のフロアポンプが必要携帯用もある
	簡易スタンド	保管時に便利

おさえておきたい注意点

ロードバイクをより楽しむためにも、いくつかの項目に気を付けておく必要があります。

自転車は軽車両

ロードバイクは道路交通法で軽車両に含まれる乗り物です。
シティタイプやクロスタイプなど日常での使用を前提にしたロードバイクは道路交通法で定められている必要な装備（後部反射器・ベルなど）が標準装備に入っていることが多いですが、競技用ロードバイク（ロードレーサなど）を日常で使用する場合は、装備を追加する必要があります。

また、道路交通法で車道の走行が義務付けられています。しかし場所によっては歩道の走行、または歩道と一体になった自転車道を走行する場合もあります。車道から歩道へ乗り上げる際の衝撃も考えられますので、日常使いを考えている場合はある程度の強度を備えたロードバイクを選ぶのがおすすめです。

安全な場所で練習・点検も忘れずに

初めてロードバイクに乗る際は、乗車姿勢やギア変速など独特の動作が加わることからバランスを崩し、うまく乗りこなせないことも多くあります。
最初は安全な場所で乗車姿勢や変速動作に慣れるための練習を行いましょう。
ロードバイクはマメなメンテナンスが必要です。小さな部品のゆるみが事故につながる恐れもあります。乗車前の点検に加え、年１回ほどは専門店での定期点検・整備を忘れずに行うようにしましょう。

準備が整ったら、さぁ出発！

ロードバイクにのって出かけるのは楽しいことです。ついつい楽しくて長距離走ってしまう、なんてこともあるでしょう。長距離走行しているうちに気づけば喉が渇いてきたけれど、自動販売機もお店もない、といった状況を避けるためにも、持ち物もしっかり準備していきましょう。

ロングライドには手軽な食事と水分補給を

長距離走行では、気が付いたらお腹ペコペコになっていることも考えられます。帰り道で漕げなくなってしまった…ということのないように手軽な補給食を準備しておきましょう。エネルギーバーやゼリータイプは持ち歩きがしやすいので用意していきましょう。ゼリータイプのものは、水分補給とエネルギー補給が同時に行え、消化吸収もスムーズなのでおすすめです。
適度な水分補給は距離に関わらず必要です。ドリンクボトルを取り付けられるパーツを装着しておくと、手軽に水分補給を行うことができるので、ロードバイク購入時に揃えておくといいでしょう。

詳しくはこちら「水分補給におすすめの飲み物とタイミング」

アイウェアは天候にあわせて準備を

長距離走ると、時間の移り変わりや場所の移動とともに日差しや天候が変わってきます。視界の確保、安全のためにも天候にあわせてサングラスを着用しましょう。

サングラスを着用するメリットは紫外線防止・UVカットはもちろん、風で飛んでくる埃やごみなどの異物が目に入ることを防ぐことにあります。フィットしたフレームを選ぶことで空気抵抗を減らすこともできるので、必ずフィッティングをして選びましょう。
雨などの悪天候の際でも、視界を確保しやすくなるため、状況に応じた濃さのレンズを選ぶとより快適な走行につながります。できれば荒天時・晴天時の2種類持っていると便利です。