着色料*
グリコ栄養食品では、植物や微生物などから得られるさまざまな着色料を取り扱っております。弊社独自の技術により、一般的な商品よりも耐熱性・耐酸性などの安定性に優れた商品や鮮やかな色調を有する商品など幅広いラインアップを取り揃えております。
*こちらで紹介する商品は食品添加物として販売しています。
商品情報
1.植物などから得られた、食品用途に長く使用されている着色料
グリコ栄養食品の着色料は、クチナシ・カカオ・パプリカ・竹といった植物由来、そして紅麹菌の微生物由来から得られる色素成分をもとに製造しています。すべての商品において食品用途として長く食経験があります。
2.多彩な商品ラインアップ
赤・黄・青に加えて、緑・オレンジ・茶・黒を表現できる商品を取り扱っております。添加濃度の調整や各色素の組み合わせで幅広い色を表現することが可能です。
3.自然由来指数100%の商品
ISO16128に基づく弊社独自の調査で、自然由来指数が100%であることを確認しています。
当ページに掲載した商品が対象であり、2023年4月1日現在の情報です。
商品ラインアップ
クチナカラー400PS
由来原料 | クチナシの果実 |
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化粧品表示名称 (INCI名) |
・クチナシ果実エキス (Gardenia Florida Fruit Extract) ・デキストリン(Dextrin) ・乳糖(Lactose) |
適正pH | pH6~14 |
性状 | 粉末 |
性質 | 水溶性 |
備考 | アレルギー(累積刺激)テスト実施済み |
クチナブルーカラー1250P
由来原料 | クチナシの果実 |
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化粧品表示名称 (INCI名) |
・加水分解クチナシエキス (Hydrolyzed Gardenia Florida Extract) ・デキストリン(Dextrin) |
適正pH | pH6~14 |
性状 | 粉末 |
性質 | 水溶性 |
備考 | アレルギー(累積刺激)テスト実施済み |
クチナグリーンカラーPG1
由来原料 | クチナシの果実 |
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化粧品表示名称 (INCI名) |
・クチナシ果実エキス (Gardenia Florida Fruit Extract) ・加水分解クチナシエキス (Hydrolyzed Gardenia Florida Extract) ・デキストリン(Dextrin) |
適正pH | pH6~14 |
性状 | 顆粒 |
性質 | 水溶性 |
パプリカカラー1400P
由来原料 | トウガラシの果実 |
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化粧品表示名称 (INCI名) |
お問い合わせください |
適正pH | pH2~14 |
性状 | 粉末 |
性質 | 水分散性(乳化) |
備考 | アレルギー(累積刺激)テスト実施済み |
パプリカカラーFS-2
由来原料 | トウガラシの果実 |
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化粧品表示名称 (INCI名) |
お問い合わせください |
適正pH | pH2~14 |
性状 | 液体 |
性質 | 油溶性 |
備考 | アレルギー(累積刺激)テスト実施済み |
STモナスカラー300AR
由来原料 | ベニコウジカビ属糸状菌 |
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*化粧品表示名称 (INCI名) |
・モナスカスエキス(Monascus Extract) ・エタノール(Alcohol) |
適正pH | pH3~9 |
性状 | 液体 |
性質 | 水溶性 |
備考 | アレルギー(累積刺激)テスト実施済み |
STチョコカラーAS
由来原料 | カカオの種子(カカオ豆) |
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化粧品表示名称 (INCI名) |
・カカオエキス (Theobroma Cacao (Cocoa) Extract) ・デキストリン(Dextrin) |
適正pH | pH3~14 |
性状 | 粉末 |
性質 | 水溶性 |
備考 | アレルギー(累積刺激)テスト実施済み |
竹炭パウダー5P
由来原料 | 植物(竹) |
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化粧品表示名称 (INCI名) |
・炭(Charcoal Powder) |
適正pH | pH2~14 |
性状 | 粉末 |
性質 | 分散性 |
* こちらで紹介する商品は食品添加物として販売しています
* 最終製品への表示に関しましては、お客様の製造工程、製品中の含量を考慮に入れて頂き、決定頂きますよう
お願い致します。
* 色見本は、実際の色調と異なる場合があります。
* 着色に使用している処方の詳細をご希望の方はお問い合わせください。
PICK UP商品
STチョコカラーASによる染毛効果
<カカオ色素について>
STチョコカラーASは、カカオ豆から抽出して得られるカカオ色素です。カカオ色素は、アントシアニンの重合物を主成分とするフラボノイド系の色素で広く食品へ利用されています。
<高い耐酸性・耐塩性について>
カカオ色素は、植物由来の色素の中でも比較的、熱や光に対する耐久性に優れていますが、酸性域や塩濃度が高い条件下では経時的に凝集や沈殿を起こしやすい性質より、活用の範囲が限られています。
STチョコカラーASは、Glico独自の加工技術により、優れた耐酸性・耐塩性を付与し、より幅広い用途への活用が可能となりました。
<高い染毛効果と耐光性について>
①脱色人毛を用いて「STチョコカラーAS」もしくは従来のカカオ色素の染毛効果を検証しました。それぞれの色素を3%添加した染色液(pH3.0 or pH7.0)を用いて染色したところ、弊社従来品よりもSTチョコカラーASは高い染色性を示し、特に酸性域であるpH3.0においては顕著な染色性を示しました。
②人毛白髪を用いてSTチョコカラーASの染毛効果を検証したところ、STチョコカラーASを3%添加した染色液(乳酸にてpH3.0に調整)と浸透剤(ベンジルアルコール・エタノール)を併用することにより染毛効果を確認しました。また染色の影響について、染色時間を長くすることでより濃い茶色に染色することが可能です。
③人毛白髪に染色した毛を24,000 lx 24時間の条件で光を照射したところ、照射前と比較して色に変化がほとんどなく、STチョコカラーASが耐光性に優れていることが確認されました。
竹炭パウダーによる臭いの低減効果
<竹炭パウダー5Pについて>
国産の竹を炭化し、微粉砕することで得られる黒色の色素です。平均粒子径が非常に細かく(平均粒子径5 μm)、分散性が高いため、少ない添加量でも色ムラなく、かつ濃く着色することが可能です。
<多孔質構造>
竹炭パウダー5Pについて、走査電子顕微鏡を用いて観察したところ多くの多孔質構造が確認されました。
<加齢臭原因物質 ノネナールに対する臭いの低減効果>
竹炭パウダー5Pによる臭いの低減効果について加齢臭の原因物質であるノネナールを用いて検証いたしました。検証の結果、竹炭パウダー5Pの添加によってノネナールが検出されなかったことから、ノネナールに対する臭いの低減効果が高いことが分かりました。
ー分析方法ー
20 mLヘッドスペース用クリンプバイアルに、竹炭パウダーサンプル100 mg、4% 2-ノネナール エタノール溶液 2 μLを加えてクリンプキャップを締め、室温(25℃)に静置した。一晩(18時間以上)静置後、ヘッドスペース 100 μLをガスクロマトグラフィーで分析した。
サンプル依頼およびお問い合わせ
サンプルのご依頼や商品に関するお問い合わせを受け付けております。
* サンプルは、粉末品50 g、液体品100 g単位にてご提供可能です。