糖転移ヘスペリジン

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不調の原因?”冷え”に負けないカラダづくりを



女性の7割が冷え性を自覚しており、また慢性化しやすいと言われています。しかし、多くの人が冷え性を自覚しながら、何も対策をしないまま放置していると言います。集中力の低下や楽しさの低減など、冷え性はカラダだけではなく、ココロにも影響し、生活の質を低下させていることが考えられます。※1また、冷え性は女性に多い傾向にありますが、コロナ禍において、運動不足、肥満、ストレスによる男性の冷え性も増えています。ココロもカラダも健康で過ごすためには、”冷え”に負けないカラダづくりが求められています。

※1 江崎グリコ調べ

1. 柑橘由来のポリフェノール「ヘスペリジン」

ヘスペリジンは、柑橘類の果皮から抽出されたポリフェノールの一種です。ビタミンPとも呼ばれ、みかんやゆずなどの柑橘類の果皮に多く含まれ、身体を温める冬至のゆず湯やビタミンの補給源として古くから活用されてきました。また、欧州では、血管系疾患やリウマチ・関節疾患などの医薬品製剤として使用されるなど、多様な生理機能を持つ成分として知られています。

2. 水への溶解性を高めた「糖転移ヘスペリジン」

ヘスペリジンは、優れた生理機能を有しながら、非常に水に溶けにくい性質をもつため、体内への吸収性が低いことが課題となっていました。糖転移ヘスペリジンは、難溶性のヘスペリジンに糖を付加することにより、ヘスペリジンの有益な働きを保持しつつ、水への溶解性を格段に高めています。また、可溶化していることにより、体内への吸収性がヘスペリジンに比べて向上することが分かっています。これにより、従来のヘスペリジンでは難しかった用途でも、ヘスペリジンの働きを効果的に発揮できるようになりました。

3. 機能性表示食品に対応した素材

糖転移ヘスペリジンの摂取により、冷え改善、冷え抑制、むくみの改善への作用が確認されております。また、末梢血流、末梢体温改善に関して機能性表示食品のヘルスクレームに対応できます。
さらに、食品における味質改善や品質改善にも効果を確認しており、幅広い食品にご利用いただくことができます。

製品特徴

  • 一般名:糖転移ヘスペリジン
  • 食品への表示例:酵素処理ヘスペリジン、糖転移ビタミンP、糖転移ヘスペリジン、ヘスペリジン
  • 分類:食品添加物

  • ごく薄い黄~黄褐色粉末
  • 高い水溶性と吸収性
  • 熱や酸に安定
  • 機能性表示食品対応可(機能性関与成分:モノグリコシルヘスペリジン)
  • 高い吸収性を有する(体内に効率よく吸収される)

  • 使用用途:食品、飲料、サプリメント(打錠、ハードカプセル)

製品規格・包装形態



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* サンプルは、10g単位にてご提供可能です。

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製品機能

【糖転移ヘスペリジンの機能】
* 末梢血流、末梢体温の改善
 ※機能性表示食品の届出・申請の業務サポートが可能です
* むくみの改善
* 副交感神経の働きを活性化
* 食品への応用(おいしさを増強する効果、みかん加工品の白濁防止効果、色素の退色抑制効果)

末梢血流、末梢体温の改善むくみの改善副交感神経の働きを活性化食品への応用


※グリコ栄養食品では、レモン由来の糖転移ヘスペリジンも取り扱っており、「むくみの改善」および「尿酸値低減」に関して機能性表示食品のヘルスクレームに対応することができます。
詳しくは、お問い合わせください。

■末梢血流、末梢体温の改善…機能性表示食品対応

皮膚表面温度の回復を早める

糖転移へスペリジン250 mgを摂取する群、プラセボを摂取する群に分けた被験者に対し、単回摂取もしくは7日間継続摂取後、手に冷却負荷をかけた後の皮膚表面温度、皮膚血流量の変化を測定しました。単回摂取および7日間継続摂取のどちらにおいても、糖転移ヘスペリジンを摂取群がプラセボ摂取群より低下した皮膚表面温度および血流量が有意に回復することが確認されました。
これにより、糖転移ヘスペリジンを摂取することにより、冷却負荷後の末梢血流を正常に整え、皮膚表面温度を回復する機能があることが分かりました。

【単回摂取】

【継続摂取】

皮膚表面温度を維持し、冷えを抑制する

糖転移ヘスペリジン500mgを摂取する群、プラセボを摂取する群に分けた被験者に対し、冷房環境を想定した室内(24.0±0.5℃)にて、それぞれの試験食品を摂取した後の身体各部(左手薬指先、左足中指先)の皮膚表面温度を測定しました。どちらの部位においても測定期間を通した平均変化量で有意な差が見られ、糖転移ヘスペリジン摂取時の皮膚表面温度が高く維持されることが確認できました。
これにより、糖転移ヘスペリジンを摂取することにより、夏の冷房冷えの抑制にも有効であると考えられます。

●機能性関与成分:
モノグリコシルヘスペリジン
●1日当たり摂取目安量:
モノグリコシルヘスペリジンとして178 mg
●届け出表示例:
本品にはモノグルコシルヘスペリジンが含まれます。
モノグルコシルヘスペリジンには、冷寒時に末梢の血流を維持し、末梢の体表温を維持する機能があることが報告されています。

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■むくみの改善

糖転移ヘスペリジン1,000mgを摂取する群、プラセボを摂取する群に分けた被験者に対し、6時間座った状態を保った時のふくらはぎおよび足首の周囲長の変化と、足親指の付け根とふくらはぎの間におけるインピーダンス※の変化を測定しました。糖転移ヘスペリジンを摂取した群ではふくらはぎおよび足首のどちらにおいても周囲長の増加が抑制され、また水分の溜まり方の指標となるインピーダンスの低下がゆるやかになることが分かりました。
これにより、糖転移ヘスペリジンの摂取により、むくみの改善が期待できると考えられます。

*インピーダンス:抵抗値のこと。足に水分が溜まると電気抵抗が小さくなるため、「むくみ」の指標となる。

■副交感神経の働きを活性化

糖転移ヘスペリジン500mgを摂取する群、プラセボを摂取する群に分けた被験者に対し、摂取1時間後までの心電図を記録し、心拍変動解析※を行ないました。糖転移ヘスペリジンを摂取した群では、交感神経の働きが抑えられ、副交感神経の働きが活発になることが確認できました。
これにより、糖転移ヘスペリジンの摂取により、リラックス時に活発になる副交感神経への働きかけが期待できると考えられます。。

※心拍変動解析:自律神経反応を客観的に評価することができる

■食品への応用

1.おいしさを増強する効果
糖転移ヘスペリジンは柑橘類の苦味成分であるナリンジン、茶の渋味成分であるカテキン、野菜の青臭みであるヘキサノールなどの呈味を低減することにより、味質を改善する効果があります。
この他にも、魚介類や生薬、ビール酵母エキス粉末、ニラ、ニンニクなどの香辛料野菜、納豆などの独特の風味を持つ食品など、多くの食品の味質を改善する効果があります。

検証データ
糖転移ヘスペリジンを添加した野菜ジュースと、添加しない野菜ジュースをそれぞれ引用した被験者に対し、どちらの野菜ジュースがおいしいか質問したところ、糖転移ヘスペリジンを添加した野菜ジュースがおいしいと回答した被験者が多いことが確認できました。

2.みかん加工品の白濁防止効果

みかん缶詰や柑橘系のジュースでは"さのう"に含まれるヘスペリジンが溶出し、水への溶解度が極めて低いことから白い結晶となり沈殿が生じます。これは商品の価値を著しく落とすことにもつながります。
糖転移ヘスペリジンをみかん缶詰や柑橘系ジュースに添加することによって、ヘスペリジンの結晶化を防止して沈殿の析出を抑制することができます。

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