History of
東アジア
1967
香港でプリッツの販売開始
香港でバタープリッツのテストセールを実施したところ好結果を得て「プリッツ(百力滋)」の本格販売をスタート。その後、「ポッキー(百奇)」も投入しました。
1967
香港で販売したプリッツ
(百力滋)
中国経済の急成長に着目
1990年代に入ると改革開放政策が本格的に軌道に乗り、中国経済は急速に成長を遂げ、将来の「巨大市場」として注目を集めていました。このような状況を踏まえ、当社では早くから中国進出を検討、江崎勝久社長が自ら中国各地へ視察に赴くなど積極的に進出の機会をうかがっていました。
1995
中国への本格進出を開始
日清製菓が上海と青島で経営していた中国企業との合弁食品会社に経営参加、社名はそれぞれ上海格力高日清食品有限公司、青島格力高日清食品有限公司とし、両社とも当社が最大出資者となりました。ビスケットを製造していた工場を活用してまず「菜園小餅」を発売、その後、オーブンやチョコレート製造などの設備投資を行い、さまざまな新商品を市場に投入していきました。
漢字の商品名
プリッツ(百力滋)やポッキー(百奇)など商品名の表記については、日本語の音に近いだけでなく、現地の人々にわかりやすく、親しみの持てる漢字を当てました。
1999~2000
中国でポッキー、プリッツを発売
1999年にはポッキー(百奇)を、2000年にはプリッツ(百力滋)を上海で発売しました。
中国進出初期に発売した主な商品
2001
上海江崎格力高食品有限公司(上海江崎グリコ)に社名変更
1998年に日清製菓の出資持分を買い取り上海格力高食品有限公司、青島固力果食品有限公司にそれぞれ社名変更したあと、1999年に上海は当社の独資会社となり、2001年に現社名である上海江崎格力高食品有限公司(上海江崎グリコ)となりました。このころから、中国事業は規模の大きい上海に集約する方針を打ち出し、青島は2006年に清算しました。
2003
中国主要10都市に営業事務所を開設
上海江崎グリコは広州、深圳、南京、北京など10都市に営業事務所を開設。中国主要都市を中心に本格的な拡販を開始しました。
2005~2008
上海江崎グリコ、生産能力を増強
事業拡大に伴って生産能力を増強するため、上海江崎グリコは2005年に第1工場と同じ閔行(ミンハン)区に第2工場を建設。さらに2006年、奉賢区に生産子会社として上海江崎格力高南奉食品有限公司を設立して2008年に第3工場が竣工しました。
中国での市場拡大
2010年代には、中国全土へのブランド浸透を進めるために、中核都市から地方都市、沿岸部から内陸部へと市場を広げていきました。
2011
韓国に合弁会社グリコヘテ株式会社(Glico - Haitai Co., Ltd.)を設立
菓子メーカーのヘテ製菓食品との合弁会社を設立。2013年から現地でポッキーを生産し、韓国全土のスーパーマーケットやコンビニエンスストアで販売を開始しました。
2016
上海江崎グリコ、アリババグループのショッピングモールに出店
中国におけるEC事業の拡大を目指して、世界最大級のオンライン・ショッピング・プラットフォームであるアリババグループのショッピングモール「天猫」に旗艦店を開店。さらに2019年には同グループと戦略的パートナーシップを締結しました。
2020
台湾で格力高台湾股份有限公司を設立
かねてから現地代理店向けに輸出を行ってきた台湾では、今後の事業を強力に推進するため、当社100%子会社の現地販売会社を設立しました。
台湾で販売しているポッキー
2021
上海江崎グリコ、ECチャネルでアーモンド効果を発売
健康事業のグローバル展開の一環として、健康意識が高まる中国市場でアーモンド効果の販売を開始しました。
2021~2022
上海江崎グリコ、ビスコの販売開始
子どものすこやかな毎日をサポートする商品として、2021年にECチャネルで先行販売を、2022年には一般店舗ルートで本格販売を開始しました。