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パン

パンは日本人なら誰もがよく知っている食べ物のひとつです。パンが何で作られているか、知っていますか?
これから、私といっしょにパンについて学びましょう!

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パンの種類と歴史
どうやってつくるの?
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パンの種類と歴史 なにからできているの? パンの種類と歴史 どうやってつくるの?
パンの種類
世界中で愛されているパンには、その土地ごとの特色を持った様々なパンがあるんだ。
フランス :フランスパン、クロワッサン、ブリオッシュ
イタリア :フォカッチャ、パニーニ、グリッシーニ
ドイツ :プレッツェル、ライ麦パン
アメリカ :食パン、ロールパン
日本 :あんパン、メロンパン
その他にも、「ベーグル」や「ピタパン」、「ナン」などがあるよ。
フランスパン クロワッサン
食パン アンパン
パンの歴史

古代メソポタミアでは小麦粉と水を混ぜ、こねたものを焼いて食べていたんだよ。
これがパンの原型(げんけい)だといわれているよ。

その後、古代エジプトで、これを一晩置いて焼いた時に、空気中のイーストが生地を発酵(はっこう)させるようになりふっくらとしたパンになったんだ。当時は供え物(そなえもの)、給料(きゅうりょう)としての役割もはたしていたんだ。エジプトからギリシャに伝わってからは、ヨーロッパからアジア、アフリカにも伝えられて全世界で主食として取り入れられるようになったんだよ。

日本にパンが伝わったのは戦国時代で、キリスト教、鉄砲とともに伝えられたんだ。キリスト教が禁止になってからはパンはほとんど食べられなくなり、再び食べられるようになったのは幕末で、外国からの攻撃(こうげき)にそなえて警備(けいび)していた兵隊の非常食(ひじょうしょく)として作られるようになったんだ。鎖国(さこく)が解かれると港町を中心に広がっていって、あんパン等も作られていったんだよ。

今日では、クリーム、ジャムを入れたものはもちろん、小麦粉以外に米粉を使ったものなど、いろいろなパンが作られているんだ。

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じゃあ、メロンパンがどのように作られるのかを見ていこう!!
材料はこんな割合だよ パン生地・強力粉 500g・ドライイースト 7g・砂糖 100g・食塩 6g・脱脂粉乳 16g・全卵 50g・無塩バター 50g・水 260g ビスケット生地・薄力粉 440g・砂糖 240g・無塩バター 130g・全卵 130g・(アナトー色素など 1g)
パンができるまで
(1)パン生地(きじ)作り

小麦粉、ドライイースト、砂糖(さとう)、食塩、脱脂(だっし)粉乳(ふんにゅう)、全卵、水を加えて生地を練(ね)り上げるんだ。生地が練りあがったら、無塩バターを加えてまとまるまでまた練り上げるんだ。



(2)一次発酵(いちじはっこう)

練り上げた生地は90分間発酵させるよ。上の写真に比べて下の写真の生地がふくらんでいるのが分かるね。これがイースト菌(きん)の力なんだよ。



(3)包む

発酵させたパン生地を丸めて、うすく延(の)ばしたビスケット生地で包むよ。このビスケット生地がメロンパンのサクサクした食感を出しているんだ。

※今回はビスケット生地の作り方は載(の)せていません。



(4)型をつける

包み終わったら網み目(あみめ)になるように型をつけよう。だんだんメロンパンっぽくなってきたね。



(5)二次発酵

50分間発酵させるよ。また生地が大きくふくらんできたね。ここでもイースト菌が大活躍(だいかつやく)するんだ。



(6)焼く

二次発酵させた生地をオーブンに入れて焼き上げていくよ。



メロンパンの出来上がり!おいしそうだね
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強力粉 イースト 砂糖 食塩 バター 水
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