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ドーナツ

ドーナツは日本人なら誰もがよく知っている食べ物のひとつです。
ドーナツがなにで作られているか、知っていますか?
これから、私といっしょにドーナツについて学びましょう!

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ドーナツの種類と歴史
どうやってつくるの?
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ドーナツの種類
イーストドーナツ(※1) ケーキドーナツ(※2)
フレンチドーナツ(※3) ドーナツホール
ツイストドーナツ あんドーナツ
※1:イーストで発酵(はっこう)させたドーナツ
※2:ベーキングパウダーで膨(ふく)らませたドーナツ
※3:シュー生地で作ったドーナツ
最近では、油で揚げない焼きドーナツや蒸しドーナツ、生ドーナツといったものも見かけるね。食感や味がちがっておもしろいのでみんなもいろいろなドーナツを楽しんでね。
ドーナツの歴史

ドーナツの名前は、「Dough(ドウ):生地(きじ)の意味」と「Nut(ナッツ):木の実の意味」がくっついてできたもので、名前の通り、もともとはナッツ(クルミ)を入れた揚(あ)げ菓子だったんだよ。

その歴史は17世紀頃までさかのぼるよ。オランダなどのヨーロッパでは、クルミを真ん中にのせた揚げ菓子が食べられていたんだ。この揚げ菓子に穴はあいていなかったんだけれど、これがドーナツの原型といわれていて、アメリカに伝わったんだよ。

みんながすぐに思いつくドーナツは穴があいているよね。この穴あきドーナツはアメリカで誕生したんだ。それにはいくつかおもしろい誕生説があるので紹介(しょうかい)するね。アメリカではクルミが手に入らなかったので、真ん中に穴をあけるようになったという説や、放った矢が揚げ菓子の生地の真ん中に命中して穴ができたという説があるよ。また、全米ドーナツ製造組合の記録には、ハンソン・グレゴリーという船乗りの話が残っていて、子どものころによく作ってもらっていた揚げ菓子がいつも生焼けだったので、中までしっかり火がとおるように、穴をあけて揚げるようになったという説があるよ。

1870年代には機械によるドーナツの大量生産が可能になって、1950年前後にはドーナツ店がアメリカの各地に広まり始めたよ。ドーナツには材料によってイーストドーナツ、ケーキドーナツなどがあるんだけど、その時にはケーキ生地を揚げたミルクドーナツが大流行したんだよ。

その後ドーナツは世界にも広がって、1970年頃に日本にもドーナツのお店が登場したんだよ。現在でもドーナツや揚げ菓子は、子どもから大人までみんなに親しまれているね。

参考文献:ドーナツ全書(製菓実験社)

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じゃあ、ドーナツがどのように作られるのかを見ていこう!!
材料はこんな割合だよ 強力粉・350g、薄力粉・150g、砂糖・50g、全卵・50g、水・250g、スキムミルク・10g、ドライイースト・8g、食塩・8g、ショートニング・35g、お好みのトッピング(チョコレート、ナッツなど) たくさん種類があるドーナツのうち、今回はイーストドーナツの作り方を紹介するよ!
ドーナツができるまで
(1)生地をつくる

ショートニング以外の材料を混ぜて練るよ。
生地が練り上がったらショートニングを加えて、まとまるまで再び練り上げるんだ。



(2)一次発酵(はっこう)

練り上がったら生地をまとめて、発酵機にいれて発酵させるんだ。
(発酵については、第7回「パンについて」をみてね)



(3)生地を分ける

生地を分けて、丸めるよ。



(4)生地を休ませる

生地を20分間ほど休ませるよ。



(5)形を整える

休ませた生地をのばして、型ぬきでぬくよ。



(6)二次発酵

型ぬきした生地を、発酵させるよ。
揚げたときにからっとさせるために、湿度の低い状態で発酵させるんだ。



(7)油で揚げる

両面に揚げ色がつくまで揚げるよ。
揚げ終えたら、チョコレートやナッツなどでトッピングしてみよう!



ドーナツの出来上がり!おいしそうだね
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薄力粉 砂糖 卵
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